今回は、日本初のベジタリアンライフスタイル雑誌 『veggy』の編集長である吉良さおりさんが登場!
現在発売中の『veggy』のテーマが【超免疫力】。
吉良さんのおすすめは、削らない治療を推奨している歯科医の小峰一雄生先生。
小峰一雄生先生は、削らない歯の治療を世界中に広める学博士。従来の削る治療を行っていた際に、患者が何度も虫歯を再発することに疑問を感じ、自分なりに研究を開始。海外でも勉強を重ね、独自の削らない治療法を確立されました。この治療法に加えて、小峰先生はアルカリ性と酸性のバランスを取る食事の重要性も説いています。特に梅干しや発酵食品などアルカリ性食品を推奨し、これにより体をアルカリ性に保つことが虫歯予防に効果的だとしています。食事の多様化でバランスが崩れがちな現代、再びアルカリ性食事を取り入れることを提唱しています。
小峰先生は、口腔内のpHバランスが健康に与える影響に注目し、アルカリ性の体質が免疫力を高め、病気にかかりにくくなるとしています。先生の研究によると、唾液のpHバランスを適切に保つことで、虫歯の予防に繋がることがわかりました。実際の臨床試験を通じて、アルカリ性体質の患者は虫歯になりにくいという結論に達し、小峰先生の削らない治療とアルカリ性食事のアドバイスは、虫歯予防だけでなく、全体的な健康維持にも役立っています。
さらに食から超免疫力をつけるには、アブラナ科の葉野菜(キャベツ、ブロッコリー、ケールなど)、海苔、海藻、キノコ類を取り入れた食事がビタミンB12やビタミンDを補い、免疫力をアップ。日本の伝統食(お味噌汁など)を毎日1食摂ることで、必要な栄養素をバランスよく摂取できます。
超免疫力をつけるには、体だけでなく心の免疫力も重要。心の免疫力を高めるために、瞑想や無心になる時間を作ることが有効。瞑想が難しい場合、ヨガやスポーツ、散歩などで無になる時間を持つことが重要で、趣味や登山も瞑想的な効果があるそうです。特に標高1000m以上の登山は、空気が清浄で時間の流れが遅く感じられるため、心のリセットに役立ちます。
登山は普段使わない筋肉を使い、意識的な呼吸が必要。普段しないポーズで汗をかく登山は、根本から体を動かし、森林浴や標高の高い場所での清浄な空気も相まって、デトックスに非常に効果的なんだそうです。