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CHOYA NATURAL BEAUTY

Aug 9 2024

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カマタ農園のとろオクラ

今回は鹿児島県指宿市にあるカマタ農園の代表、鎌田嗣海さんにお話を伺います。
指宿市は、夏野菜のオクラの生産量が日本一。カマタ農園でもオクラを栽培しており、新種のオクラも手がけています。
鹿児島県最南端の指宿市で、日本一のオクラ生産量を誇る鎌田農園は、元々建築業をしていた鎌田さんが脱サラして16年前に始めた農園。地元の余った農地を活用し、フィンランドから取り寄せたトラクターや自作の農機具で効率的に農業を行い、農園を成長させています。
カマタ農園では、化学肥料や農薬の使用を減らし、独自の肥料作りにこだわっています。例えば、カカオチョコレート製造で出るカカオのカスや、地元で出汁を取った後の鰹節の殻を畑に撒き、微生物の力で土を豊かにしています。これにより、野菜の味が向上し、スナップエンドウやトウモロコシの糖度が上がるなどの効果を得ることができたそうです。SDGsの観点から廃棄物を活用し、微生物のエサとなる肥料を探し続けた結果、カカオが見つかり、野菜の品質向上に成功しています。
カマタ農園の今の旬は、スナップエンドウやソラマメ、そしてオクラです。特に注目されているのが「とろオクラ」と呼ばれる白オクラで、リピーターが急増中。このオクラは、元々「ヘルシエ」という名前で、タキイ種苗が試作したもので、パステルグリーンの見た目と、普通のオクラに比べて2倍の栄養価や粘り気が特徴です。大学でも研究され、便秘解消などの効果が報告されています。
鎌田さんおすすめの「とろオクラ」のおいしい食べ方は、天ぷらです。産毛が少なく柔らかいので、生でも食べやすいですが、高温でさっと揚げると甘みが増します。めんつゆやマヨネーズ醤油、ドレッシングをかけたり、塩や鰹節を添えても美味しいです。浅漬けにしたり、肉巻きにするとさらに風味が引き立ちます。とろオクラは、さまざまな調理法で楽しめる万能な野菜です。
「とろオクラ」は食材宅配サービスのOisixや、都内にある青果店「旬八」でも購入可能です。

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