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CHOYA NATURAL BEAUTY

Sep 6 2024

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有機栽培で育てた茨城県産干し芋

今回は、有機栽培で育てられたサツマイモを使った干し芋を手掛ける、株式会社 照沼の取締役社長である佐々木貴史さんにお話し伺います。
株式会社照沼は茨城県東海村に本社を置く農業法人で、20代続く農家の歴史を持っています。1962年に干し芋やスーパー卸問屋として創業し、1977年に株式会社化。東海村やひたちなか市は日本最大の干し芋産地で、海風が育むミネラル豊富な土壌で甘みのあるサツマイモを栽培しています。
20年前、従業員や地域への影響を考慮し、慣行栽培から自然栽培への転換を決意。このサツマイモを使って、安全で健康的な干し芋を製造されています。
干し芋は、サツマイモのみを原料とし、収穫後に約2ヶ月間熟成させて糖度を高めます。熟成後は、洗浄、蒸し、スライス、皮むき、乾燥といったシンプルな工程で作られ、添加物は一切使用されません。自然な甘みと旨味を引き出した干し芋は、体に優しい食品として多くの人々から愛されています。
干し芋には「平干し」と「丸干し」があり、平干しは一般的に流通していますが、丸干しは希少だそうです。丸干しは小さいサツマイモを丸ごと使い、ねっとりとした甘さと柔らかい食感が特徴で、スイーツのような風味が楽しめます。一方、平干しは噛みごたえがあり、噛むほどに甘みが広がります。
株式会社照沼では、紅はるかを有機栽培で育て、さっぱりとした甘さを活かした干し芋を製造しています。特に平干しの干し芋は、自然な旨味を引き出し、飽きずに毎日食べられる味わいです。丸干しもボリュームがあり、甘さが強くデザート感覚で楽しめるため、人気です。
干し芋は、凍らせて半解凍で食べるとアイスのような食感が楽しめ、夏にぴったりです。逆に、オーブンで軽く焼いて焦げ目をつけると香ばしさが増し、バターをかけるとさらに風味豊かになります。平干しでも丸干しでも試せるので、ぜひお好みの方法で楽しんで欲しいとのことです。

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