宝島社から毎月20日発売されている雑誌『リンネル』。
心地よいということをキーワードにファッションやライフスタイルを提案する雑誌です。
エイジレスな読者に向けて、毎日の暮らしを大事にしたいと考える人、“暮らし系”といわれる読者層に向けられて作られています。
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北欧の魅力のヒミツ
今日お話を伺うのは、宝島社から発売されている、『リンネル』の編集長・西山千香子さん。
『リンネル』というのは、心地よいということをキーワードにファッションやライフスタイルを提案する雑誌です。
エイジレスな読者に向けて、毎日の暮らしを大事にしたいと考える人、暮らし系といわれる読者層に向けられた作られています。
今回、西山さんにお話しいただくのは…「北欧の魅力のヒミツ」。
西山さんが編集長を務める雑誌『リンネル』で、昨日発売された12月号の特集が“北欧”なんです。
今回、どうして北欧がテーマだったのでしょうか?
「ナチュラル系を愛する人たちの間で北欧はすごく人気の高いエリア。創刊以来どこを旅したいですか?というアンケートでずっと6年間1位のエリアでもあります。
10月20日に発売された最新号は、周年号で年に1回の北欧特集です。
北欧号は、女性だけではなく北欧好きな男性も買ってくださっているみたいです。」
北欧のブランドというと、お花とか自然の柄を大胆なモチーフで展開するマリメッコというブランドが有名ですが、北欧のブランドではなくても、北欧らしい日本のブランドなどもオススメだそうです。
「北欧らしい装いというと柄が基本で、刺繍とかレースとかクラフト感があるものになります。
もう1つは、ブルーとかイエローなどの明るめのいろを取り入れるのが北欧スタイルのコツ。
これらを含めて考えると、皆川明さんが手掛けているミナペルポネンや今回の雑誌の表紙で高畑充希ちゃんに着ていただいているコンジェペイエというブランドさんが、今季は北欧をテーマにされていて、こちらからもとてもかわいいものが出ています。
テキスタイルのバリエーションがすごく多いのが北欧風の特徴なので、うまく柄を使っていただければ北欧テイストというのが実現できると思います。」
お話に出てきた、北欧らしいブランドの1つ『コンジェペイエ』と『リンネル』がコラボして作ったムーミンのボストンバックが、今発売中の『リンネル』の付録となっています。
また、オススメのフィンランドの雑貨屋さんとカフェも教えていただきました。
「北欧の方々って、冬がとっても長いのでおうちの中で過ごす時間が長いんですね。なので、照明とかファブリックとか家具とかそういったものにこだわる方が多くて、それを販売している『モコマーケットアンドプナボリ』という地元の人たちからも愛されるようなインテリアショップがあります。ヴィンテージの家具とか、リネンのアイテムとか、ハンドメイドのキャンドルなどが販売されているようです。
カフェは『カフェホピア』。小さくてかわいいカフェです。70年前に創業されたこのカフェでは、その当時のレシピでパン屋お菓子を作っています。最近の流行りの味とか飾りつけも気になっているんですが、やっぱり違う国に行くとその国で長く愛されているものが気になるりますし、フィンランドは伝統とか習慣を大事にするお国柄のようなので、そういったものを味わいに行きたいなと思います。」
西山さんが北欧で暮らす方に取材をする中で気がついた、北欧がどうして魅力的に感じるのか?ということについてもお話を伺いました。
「まずは家族や身近な人をすごく大切にしていること。季節の移り変わりを貴重に感じていて、ガーデニングやお庭のことをされて自然を取り入れていることが優しい気持ちでいられること。もう1つは、暮らしの中の習慣とか、長く続いているものを大切に考える国民性のようで、お茶の習慣とか、ガーデニングの習慣とか、そういったものを絶やさずにきちんと続けている国民性のようなんです。
本来は、私たちもそういうものを大切にして暮らしてきたはずなんですが、忙しい毎日の中で忘れがちになっているので、こういうことを改めて北欧の方々の方がおっしゃっていることを読み解きながら感じていただけたら嬉しいなと思っています。」
宝島社から毎月20日発売されている雑誌『リンネル』。
心地よいということをキーワードにファッションやライフスタイルを提案する雑誌です。
エイジレスな読者に向けて、毎日の暮らしを大事にしたいと考える人、“暮らし系”といわれる読者層に向けられて作られています。
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