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バレンタインデー前の週末に作りたい手作りスイーツ
今日は、様々な雑誌で活躍する料理研究家の森崎繭香さんにお話を伺いました。
まずは、森崎さんがスイーツを作る時に心がけていることについて、聞いてみました。
「誰に食べたもらうか、食べる人のことを想像して下さい。この人は甘いものが好きだったなとか、そういったことを思いながらその人が喜ぶようなものを作るようにすると気持ちは伝わると思います。普段、自分だけで食べるなら気にしないことも、作って食べてもらう相手に合わせてその人がどうやったら喜ぶか考えて作るようにしています。」
今年はバレンタインデーが3年ぶりに平日ということで、義理チョコ、義理スイーツを渡す人も多そうですが、森崎さんオススメの手作り義理スイーツはこちら!
「オススメはふちクッキー。ハートとか星形とか好きな形に抜いたクッキーに切り込みを入れて、カップやグラスにひっかけられるようにしたクッキーなんです。海外で何年か前から流行っていて日本でも作る人が増えてきたものなんですが、普通のクッキーを作る流れで好きな型で抜いてもらって、あとはカップにひっかける部分をナイフで切り込みを入れてあげるだけなんです。動物の形、クマさん、ネコなど、好きな型で作って大丈夫です。あとは、メッセージを書く吹き出し型にするとそこに思いをメッセージとして伝えられたりしていいと思います。」
では、本命の彼に作りたい本気スイーツは?
「アップサイドダウンケーキです。型にフルーツを敷き詰めてガトーショコラの生地を流しいれて焼きます。おおよその材料は、バターとチョコレートを湯せんで溶かして、卵とお砂糖、小麦粉、ココアパウダーとベーキングパウダーをふるい入れてもらって全体を混ぜて型に流してオーブンで焼きます。色々なレシピはあると思いますが、160度で40分くらいオープンで焼くのがいいかと思います。焼きあがったものをひっくり返すと、表面にフルーツの断面が出てくるので、例えばダークチェリー缶詰めを敷き詰めたら、ぎっしりチェリーが上に集まって見えたリ、輪切りのオレンジでもいいですね。フルーツが見えて見た目が華やかになります。」
最後に、森崎さんはこんなお話もしてくれました。
「やっぱり手作りだと失敗するかなという心配もあると思いますが、そういった失敗も含めてこういうところが今回失敗しちゃったんだよねって。きっともらう人も、自分のためにきちんと作ってくれたのかなっという気持ちは伝わると思います。私も「ちょっと失敗しちゃったんだけど」って手作りのものをもらったことがあるんですが、それでもちゃんと頑張って作ってくれたんだなって思いは伝わるので頑張って作ってもらうといいかなと思います。」
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