ルボア フィトテラピースクール ホームページ >>
ハーブを味方につけて体調管理
2月に入って花粉を感知している人もいますし、季節の変わり目、風邪をひいている方も多いですよね。
そこで、今日のテーマは…“ハーブを味方につけて体調管理”です。
お話を伺ったのは、ルボア フィトテラピースクール 代の森田敦子さんです。
森田さんは、植物や食べものの手当てでからだとこころの不調をととのえる『自然ぐすり』という本の著者でもあります。
自然ぐすり、どんなことなのかお話を聞いてみました。
「自然ぐすりという名前ですが、これは日本の薬草や漢方も含め、今アロマテラピーって日本でポピュラーになりましたが、そのアロマテラピーでは欠かせない精油も含みます。ヨーロッパの大学で勉強するハーブの水溶性成分や油溶性成分などで、これは花や実や茎や葉っぱや根っこからとられてくる脂に溶ける成分です。粉やカプセル、錠剤になっていたりします。こういったものを取り入れ、どのように体の健康を保つのか、予防をするのかということを考えます。ういったことができる天然のものは、ヨーロッパの一部では治療にも使用します。ですので、エッセンシャルオイルもハーブも自然ぐずりと表現しています。」
まずは、風邪対策にオススメなこちらのエッセンシャルオイル!
「みなさんご存知のペパーミントには、スーッとするメントールという成分が含まれています。ですがとっても有能な点は、抗菌力や殺菌力があること。エッセンシャルオイルでもおなじみです。例えば熱いお湯の中に1、2滴たらして部屋に充満させてあげる。それからお風呂から出て、その後誰も入浴しないという時に、塩に1、2滴落としてからお風呂の中に落とすと、ペパーミントの蒸気が出ます。すぐに喚起をせずにお風呂のフタとドアを開け、その蒸気を部屋に充満させてあげます。つまり大きなアロマポットになるんです。その蒸気からペパーミントの香りがしてくるので、風邪をひいた時にもぴったりです。抗菌力という意味では、今、本当にペパーミントに勝るものはないと言われているので、ぜひペパーミントのエッセンシャルオイルを使ってみるのもいいですよ。」
花粉症対策に持っておきたいエッセンシャルオイルはありますか?
「風邪や花粉症におすすめなのがユーカリです。いろいろな種類がありますが、その中でもおすすめはユーカリラジアタです。1つ持っていた方がいいと私が思うものは、ユーカリラジアタのエッセンシャルオイルです。使い方は、みなさんが使っている紙マスクに1滴たらしてみください。そして鼻とのどに、5分ぐらいかけてゆっくり吸入します。これを3回から4回繰り返します。周りにも嫌な臭いではなくスッと香りが消えるます。特に鼻の通りがよくなるのと、花粉症で目がグズグズして悩んでいる人たちにも、とても安心して試してもらえる方法です。 」
最後に、森田さんは、ハーブとの上手な付き合い方についてお話してくれました。
「みなさんそれぞれにむくみがあったり、頭痛があったり、肌の炎症を抱えていたり、またストレスがあって眠れないなど、いろいろと悩みがあると思います。私にはユーカリなのですが、それぞれ自分に合った自然ぐすり、いわゆるハーブをそばにおいて持っておくことでとても安心が出来たり、生活が豊かになる。そういうものを1つ自分の心のお守りに、自然ぐすりとしてを持っていただくことも幸せにつながります。また、家族やお友達、恋人にサッと渡して使ってもらうことで、喜んでもらえて笑顔になってもらえると、自分にも幸せが返ってくる。そういう自分の心のお守りとしてハーブを見つけて頂けるといいかなと思います。」
ルボア フィトテラピースクール ホームページ >>