ツレヅレハナコさん ;インスタグラム >>
ひとりでも簡単、おうちでおいしい夜ごはん
今日お話頂いたのは、『女ひとりの夜つまみ』という本の著者であるツレヅレハナコさん。
まずは、ハナコさんがおうちゴハンを作る時のこだわりについて、聞いてみました。
「完璧に作ろうと思わないというのが一番の続きやすいポイント。雑誌のレシピとかってすごくきれいで彩りもいいし、完璧に作ったらすごくおいしいのは分かるんですが、それってファンタジーだと思っているんです。無理しないで目玉焼き1つでもおつまみになるし、負担にならないように自分が好きなものを作ることができるのがおうちごはんのいいところだと思います。そのあたりを意識すると無理なく続けられるのかなと思います。」
まずは、野菜もたっぷりとることができる簡単レシピ、教えてもらいました!
「私がよくやるのは、豚シャブを良く作ります。豚シャブなんだけどたっぷり野菜を組み合わせるというのをやっていて、定番は豚シャブとパクチーを1把まるごと合えるサラダをやります。一番のポイントは豚シャブをグラグラの熱湯でゆでないことがポイントで、1回お湯を沸騰させてボコボコ湧いてきたら弱火にして表面が波立たないくらいにします。そこに豚シャブ肉をしゃぶしゃぶして、そのあと冷水にとらないで、ザルにあげたまま常温で冷ます。それをボウルに入れて、ザクザク切ったパクチーを1把丸ごと入れて、ポン酢とオリーブオイル、もしくはごま油を入れてざっと混ぜる。そうするとお肉もさっぱり食べられるし、パクチーも使い切れるし好きな方にはたまらない。ドレッシングも市販のドレッシングと使うよりは、ポン酢とオリーブオイルだけで十分なドレッシングになるので、それをやってみて頂くのもいいかなと思っています。」
簡単にできるしっかり夜ごはんレシピについても聞きました。
「ゴハンもの、ちゃんと食べる方なら、なるべく食器を洗う手間をなくしたいというのは同じ悩みだと思うんですが、1つのフライパンで3つくらい一緒に焼くというのがオススメで、生姜焼き的なものと厚切りのトマトを一緒に焼くというのがすごくおいしいんです。トマトって焼くとソースみたくなるんですが、1つのフライパンで豚肉を焼いて、脇で皮付きのまま1センチの厚切りに切ったトマトを両面カリッと中がトロッとなるくらいに焼いたものを一緒にご飯の上に生姜焼きとトマトをのっけて食べるとものすごくおいしいので、ぜひやってみて頂きたいです。」
最後にハナコさんは、おうちゴハンについて、こんなこともお話されていました。
「お腹を膨らませるためだけにご飯を食べることも日々あると思うんですが、自分が何を食べたいのかって体の声なのでできる限り調整してあげるというのは、外食よりも家で作るというのが一番やりやすいことですよね。外食が大好きな分、家でバランスをとる。自分で家で食べるのが自分のメンテナンスであるというとことも考えながら取り入れられるといいのかなと。それが負担になると元も子のないので、やれる範囲で楽しく完璧を目指さず自分の好みにっていうのが、自炊のいいところなのかなって思いますね。」
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