牧野和世さん ブログ >>
なりたい自分になれる香りを探す
今日お話を伺うのは、様々な美容雑誌でご活躍、ビューティプロデューサー牧野和世さんです。
牧野さんは香水のプロデュースや音楽ライブの香りの演出を手掛けたリ、さらにはなりたい自分に近づく香水をアドバイスする香水診断というのもされていて、これまでに1000人以上を診てきた香りのプロでもあるんです。
そんな牧野さんにとっての香りってどんなものなのか、聞いてみました。
「まず、香りは本能に直接働きかけるので、瞬時に気持ちのスイッチを押してくれます。例えば好きな香りをまとえば、自分の気持ちをアップしてお守りのようにパワーをくれたり、私の著書でも“1秒でモテる”と言っているんですが、シュッと香りをふきかけるだけで、空気の流れを変えることができる。優しい印象だったり、知的な印象だったり男性にモテるとか、なりたいイメージの香りをまとうことで瞬時に印象を与えることができます。香りをまとうというのは、見えないお洋服、見えないオーラをまとうという風に思って頂くといいと思います。」
そうはいってもどんな香りをつければいいのか、迷ってしまうこともありますよね。
では、誰からも好かれる香りってあるのでしょうか?
「鉄板なのが洗剤やソーピィ系の香り。理由を申し上げますと、子供の頃や過去のいい思い出が思い出させてくれる香りは、人は無条件に心地いい、居心地がいいというのを感じます。特に洗剤や洗剤などのソーピィ系の香りは、昔おくるみにくるまれていた記憶がどこかにいい思い出であるので、その頃の記憶へ瞬間的に移動できるので好印象を抱きやすいんです。また洗剤や石鹸の香りは清潔感を与えるので、お部屋がキレイ、毎日お掃除しているんだなというイメージがあり、婚活中の方だと、家庭的と見せることができる。清潔な香りを嫌だなと思う人はなかなかいないのでオススメ。なので、洗剤や石鹸の香りは万人の好印象を与えるといってもいいかなと思います。」
いい香りが持続するボディケアをご紹介してもらいました。
「ほんのり香らせるためのテクニックなんですが、香りをオフする習慣を作る。なぜかというと、香りが体臭と混ざって臭いが変わったりとか、それって上級者の方だとそれがテクニックで実は使えたりするんですが、普通は体臭と混ざると嫌悪感になることが非常に多いので、週に1度くらい臭いをオフにする習慣をつける。例えば柿渋などの消臭効果のある石鹸で全身を洗う。特に耳の後ろ、体の前の中心と背中の中心線、鼠蹊部をしっかり洗うと臭いがオフできるのでオススメですね。」
最後に牧野さんは、香りについて、こんなこともお話されていました。
「いい香りを自分が香らせることで自分がパワースポットになるってこともあると思うんです。幸せなところにはいい香りがあるって言っていたんですけど、やっぱりいい香りがするところは、幸せが集まってくる。私にとって香りってお守りみたいなもので元気が出るし、一番いい状態の自分に持って行ってくれる。自信になったり。いろんな意味で香水をつけることによって、新しい自分に挑戦できるようになったりできるようにもなるので、面白いなって思います。」
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