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新しい自分に出会える春のトップス
今日お話を伺ったのは、主婦と生活社から発売されている雑誌『ナチュリラ』の副編集長の大塚美夏さんです。
現在、発売中の『ナチュリラ』2017年春号の特集は、“春トップスを変えてオシャレをしよう!”ということで、【新しい自分に出会える春のトップス】について聞きました。
まずは、春号のテーマが春のトップスになった理由はなんだったんでしょうか?
「春は重ね着をするというよりは、トップス一枚で快適に過ごせる陽気。トップスを主役にした着こなしって一番自分が目に入りやすい服だったりします。そういったこともあり、トップスを変えることで自分の気分もワクワクするというところから、新鮮なオシャレを春に楽しむにはトップスかなと。朝出かけてしまったら、お手洗いの鏡には上半身しか映らなくて、自分が一番見るのは腰から上。他にもお友達と食事やカフェでお茶する時には、テーブルによって相手の上半身しか見えないから、トップスの印象って大きい。そういう意味では、上半身、トップスって重要かなって思いました。」
今回の特集を作る中で、特に大塚さんが影響を受けたトップスは、こんなものでした。
「一番は、ボーダーかなと思っていて、うちの読者さんは、ボーダーラヴァーズ。割と最近、周りでボーダーが似合わないと聞くようになって、若い時のままの元気なカジュアルというイメージでボーダーを着るのが難しくなってきた年頃なのかなと思いました。そこで、春号でもボーダーが好きだから着たいというページを作ってみました。例えば、黒と白のボーダーがキツすぎるなら、グレーと白に変えてみるとか、あと明るい色のボーダーが顔とのギャップで浮いてしまうということなら、黒と紺というシックな色合いにしてみると落ち着いた大人のボーダーの着方ができるなど、私自身も参考になりました。」
この春に流行のトップス スタイルについて聞きました。
「最近、若い子の間で流行っているボトムインって大人が取り入れるのって勇気いるじゃないですか。あとボトムインの他に前だけインというバリエーションもあって、後ろ出ちゃってますよ!って言われたらどうしようとか、それで取り入れるのを躊躇されている方もいると思うんです。でも実は大人にとっても最適なトレンドで、ボトムインしたあとにブラウジングと言って、ボトムに入れた後につまんでだすと、そこがフワッとしてウェストのラインをぼかせるというか、意外と一番大人が気になる下っ腹をうまく隠せたりします。それでいて今らしさも加えられるし、ではどうやったらいいのかな、というのはいろんな方にお聞きしたものが、いま誌面に載っています。」
最後に、大塚さんは、トップス選びならではの楽しさについてもお話していました。
「ボトムは体型に合わないと難しいけど、トップスの場合はボトムほど制約がなく、ちょっと裾が広がっていたリ身頃が自分には大きい時も、自分でインして調整できたりします。わりと今年はドロップショルダーと言って、肩が落ちているデザインのものが出てきているのでフワッともゆるっともしすぎていないものも出てきているので、トレンドではあるんです。自分の体形や着こなしと相談してこれなら取り入れてみられるかもとか、それを着ることによって手持ちのボトムが活性化するとか新しい自分のオシャレを発見できるとか、そういう楽しみも広がるんじゃないかなと思ました。」
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