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Apr. 21 2017

電車に乗って出かけたくなる、春の小さな贅沢を味わえるスポット

今日お話を伺ったのは、昭文社から発売されている旅マガジン『ことりっぷ magazine』編集部の中村あゆみさん。
季刊誌の『ことりっぷ magazine』、現在発売中の春号のテーマは、“道くさ電車にのって。”です。
気になる場所があれば、駅を降りて散策して、また乗って降りて…道草しながらの電車旅がテーマになっています。

今回は、どうして、新幹線や飛行機でもなく“電車”の旅だったのか、中村さんに聞きました。

「電車旅の中でもローカル線、地元を走る電車は途中下車もできますし、のんびりと、ただの移動手段ではなくて、沿線のステキなものや美味しいものをのんびりめぐる旅を提案したいということで、このテーマにしました。やっぱり車や飛行機や新幹線と違って、ローカル電車は地元の人たちがたくさん乗ってくるので方言とか聞きながら移動できるのも旅感もありますし、車窓の風景をのんびり見られるのがいいのかなと思っています。」

女性が乗っても気分があがる電車、どんなものがあるのでしょうか?

「和歌山県には、「めでたいでんしゃ」という運勢があがるかもしれないという列車がありまして、車体がピンクなんです。和歌山市から加太まで走っている電車なんですが沿線が鯛が有名なので、中には鯛をモチーフにした吊り輪や床、シートがあります。おめでたいというのと愛でたいがかけられていて、乗るとハッピーになれる電車なので、ぜひみなさん行って頂きたいですね。」

では、中村さんおすすめの電車をお聞きしましょう。
まず1つめは、こちらの電車!

「まず1つめが「ろくもん」という電車で、これは長野県の軽井沢から長野市まで走っている電車です。軽井沢も行きやすい土地なんですが、そこから気軽に乗れたりします。木目調のステキな内装なんですが車両ごとにしつらえも違い、乗るたびに楽しく、また地元のおいしい名産の野菜や果物を使ったお食事をつけることができ、食べながら乗ることができます。」

そしてもう1つのオススメの旅する電車はこちら!

「オススメの旅なんですが、路面電車が走る街というのが日本全国にいくつもあります。特に函館の路面電車は見た目もかわしいいですし、移動手段としても大変便利なんです。外から見て写真を撮るのにも、旅情があっていいと思います。私も実際に行ってみたんですが、東京にも路面電車がありますが日常的には乗らないですよね。函館に行って乗ると日常じゃない感じがあって楽しいのと、道路を走るので車と近いというのがなかなか東京に住んでいると珍しい光景を体験できます。加えて見た目もレトロで旅しているなということで楽しかったなという記憶があります。」

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