手作りローフードごはん
今回は、主婦と生活社から、まさに今日、発売されたレシピブック『ローフード・発酵・雑穀でつくるAYUMIごはん』の著者で モデルのAYUMIさんに、お話を伺います。
まずは、今回のレシピブックがどんな1冊なのか、お話を聞きました。
「ふだん私が家で作っているどれも簡単なレシピなんですが、日々、心がけていることがあります。すごく簡単なことなんですが、ローフード、発酵、雑穀をとりいれる。お出汁でお料理の幅がひろがったり、あとは、できるだけ白砂糖を使わないでご飯を作っています。そんなことが詰まった本になっています。旦那さんがこの本を見て笑いながら、「あぁ、うちのゴハンだねっ」って言っていて、本当にうちの食卓そのままなんです。」
ローフード、発酵…などを気を付けることで、AYUMIさんの体にどんな変化があったんでしょうか。
「快便になったり、肌の調子がよくなったり、家族が風邪をひかなかったり、日々、当たり前のような健康があることが、この実感かなという感じはします。普段のごはん作りは毎日のことですし、うちは子供が学校に行っているので朝と夜、毎日作ることっては大変。一生懸命頑張りすぎないで、簡単に作ることができて体にいいごはん。本当にシンプルで、材料や調味料もすごく少なく、工程も少なくて、レシピとは言えないかもしれないんですが、でも健康につながる素材を活かしたシンプルなゴハンになっています。」
ローフードマイスターの資格を持つAYUMIさんに、今夜にもできるローフードを教えてもらいました。
「ローフードでは、酵素を意識した食事を心がけています。果物や野菜が持っている酵素は加熱によって失われてしまうんです、しかし加熱する、つまり火を通さなければならないので調理をしなきゃいけない。でもローフードの生で食べるとなると、火を使わないので調理もとても簡単になります。ローフードで一番のオススメは【すりおろす】だけ。例えば大根おろし。昔から食卓の片隅にちょっとあるイメージですが、大根おろしは酵素がたっぷり含まれた体にいいもの。私の場合はすき焼きに!みなさんたまごで食べる方が多いと思うんですが、食べた後の胃もたれがなくて、逆にたくさん食べれちゃうんです。」
さらにAYUMIさんに、料理のレパートリーが増えるきっかけとなったお出汁の取り方も教えてもらいました。
「お出汁は本当にシンプルというか、昆布と花かつおでとるお出汁です。これも大変なように思いますが実はすごく簡単で、お水に昆布をつけておきます。時間がない時は弱火にかけておいて、沸騰する直前に花かつおをふわっと入れて、2、3分火にかけてできあがります。お出汁を取る時に私は多めにとっておいて、余ったものを冷蔵庫に入れておきます。この冷蔵庫に入っていいるお出汁が実はすごく活用に幅が広く、例えば朝に冷ゴハンが家にあったら、このお出汁とお野菜をちょっといれて雑炊を作ったりします。あとは冷たいお出汁でできるのが実はたこ焼き。おいしいお出汁があると、たこ焼きはすごくおいしくできます。お出汁とお粉、小麦粉で合わせつと、すごくおいしいたこ焼きができるので、これもみなさんに作って頂きたい一品です。」