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チョーヤ梅酒

Feb. 09 2018

マクロビオティックな和菓子

ご紹介するのは、代々木上原にあるマクロビオティックな和菓子店『和のかし 巡』。バレンタインを来週に控えて…チョコレートではないユニークな物をあげたいとか、ヘルシーなスイーツをあげたいという方にもオススメなお店です。
マクロビと和菓子ってありそうであまり聞かない意外な組み合わせ。まずは、『和のかし 巡』、どんなお店なのか、代表・黒岩典子さんに聞きました。

「血糖値を上げにくい素材を使う和菓子を作って製造販売をしています。素材で言うと、精製されているものをなるべく使わない。お砂糖、糖分、これは、探せる範囲で食べた後も血糖値が上がりにくい有機のアガベシロップというものを使っています。リュウゼツランという植物でメキシコで栽培されている特産物で、リュウゼツランのスペイン語がアガベで、サボテンとアロエの親戚みたいな巨大な植物。それを圧搾したのがアガベシロップ。それを何回か濾過をしています。卵、乳製品、小麦粉、添加物、そば粉も使っていません。添加物には、天然でも重曹やアルミニウムフリーでもベーキングパウダーも一切使っていません。動物性のものも使わない、そういう和菓子屋です。」

黒岩さんが作る和菓子のこだわりについても聞きました。

「やっぱり甘いものってどうしても食べたいという欲求と、食べちゃったあとの後悔が背中合わせであれをいつも嫌だなと思っているんです。特にこれから、自分がそれを仕事にしていくということもあって。甘いものは、悪いけどなくなるわけないんです。なので、甘いものは潔く気持ちよく食べたい。それと体への負荷、血糖値をあげにくいものを、添加物を使わないものを、食べて体が喜んでいるものを。無農薬で有機のなるべくいいものを作ってくださっている農家さんのこともお店では紹介したり、作り手さんのことも知って欲しいし、こんなにおいしいもの食べて、体が嬉しいなって。どうしてもいいものって、頭でっかちになっちゃうので、目で見ておいしそう!というのは大事な部分かなって思います。」

そして皮以外にも、なかのあんこにも思いが詰まっています。

「あんこはふつう、粒あんとこしあんですよね。でもこしてあって皮を捨てちゃうのが、なんか私の中で解せないなぁと。しかも私は無農薬を使っているので、無農薬の皮も捨てちゃうっていうのはなんだか。こしあんは、一物全体というか全部頂く、こしあんのような口当たりにしたいと研究したのが“なめらかあん”。甘さはアガベシロップを使っているので、すごくすっきりしています。一般的にあんこって、豆より砂糖の量の方が圧倒的に多いんです。お菓子っておしなべて、ラベル見て頂けると砂糖が一番最初にきていると思うんですが、それは使う量の順番を書くので、私は豆より多く糖分は使いたくないので豆が一番最初。その次に糖分。あまったるいのは得意じゃないので、このぐらいの甘さでいいかなって言うのがうちのあんこ。」

そして、バレンタインデーにもオススメなのが“笑みこぼれる餡”という和菓子です。

「うちは卵も乳製品も使っていないので、乳製品を使わないで作っている生チョコを中に入れてやるあんこ玉。これがいろんな味のあんこが人気。あんこ玉でゴルフボールよりも小さくて、うちのはあっさりしているのでペロッと食べてくださいます。中のチョコレートはキューブ上で共通していて、小豆のものをなめらか餡というんですが、なめらかというのとしろなめらか餡(白あん)、白に有機の宇治抹茶を入れてねった抹茶餡、カボチャ餡、あとは、限定で2月のバレンタイン過ぎまでいちご餡というのを作ってお出ししています。」

和のかし 巡  公式ホームページ >>

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