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日本初のBIO HOTEL認証の宿、カミツレの宿・八寿恵荘をご紹介。
今日は、オーガニックな癒しの旅についてご紹介します。
お話を伺うのは、長野県安曇野の豊かな自然に囲まれた宿『カミツレの里・八寿恵荘』のオーナーで、株式会社カミツレ研究所の代表取締役社長の北条裕子さんです。
カミツレというのは、カモミールの和名ということで、カモミールの里という意味なんです。
この八寿恵荘、実は、日本で初めてBIO HOTELの認証を受けています。どんなお宿なんでしょうか?
「もともと、BIO HOTELというのはオーストリアの認証なんですが、それが日本でBIO HOTEL JAPANという事務局があり、日本でもBIO HOTELを広めたいということで私たちの宿を確認してもらったところ認証いただきました。どんなお宿かというと、食事などの衣食住、建築材などが国産の木材であるとか、合成の溶剤を一切使っていないというお宿です。食事は無農薬の野菜はもちろん、調味料も無添加のものを使用しており、さらにスキンケアは私たちの『華蜜恋(カミツレン)』の商品を使えるようになっていて、オーガニックのスキンケアをご用意している、そんなお宿になっています。」
このシーズンは、カモミールが見ごろを迎えています。
「ちょうど私たちは、ジャーマンカモミールのお花を自社農園で作っているんですが、今が満開の時期なんです。カモミールはマーガレットのような白い花ですが、日中は花びらが開いていて、夜になると花びらが下がりますので、夜になると黄色っぽい花弁の色だけになります。次の日の朝は黄色から、花びらが白になるなる風景を楽しめて、とてもきれいなんです。とってもけなげな花なんですが、実は植物のお医者さんと言われるくらい土壌を元気にさせるくらい強いお花です。どんなところでも生えてくるぐらい強く、弱くなった木の近くにその木があることで、弱くなった木が元気になってしまうぐらいで、大地の母といわれたりします。おいでいただくとカモミールの香りを感じていただけます。」
お食事も八寿恵荘ならではのものがいただけるそうです。
「実はお宿にお泊り頂いたお客様には、夕方5時から周りを散策して、そのあとマキ割をして、かまどでご飯を炊いていただいています。今はみなさん電気釜だと思うんですが、窯で炊いたご飯は本当においしいんです。30分で炊きあがるんですが、炊きあがっていく段階での音の変化だったり、マッチでマキに火をつける作業など、そういうのを体験してもらうメニューがあります。カモミールをふんだんに使った、サラダ、前菜、天ぷらもあります。今の時期だからこそのアップルミントの天ぷらもあるんです。これは、口の中でじゅわ〜っと、ほのかに優しいミントと、ほのかなアップルの味が口の中で広がるので、おいしく召し上がっていただけるんですよ。」
最後に、八寿恵荘をどんな風に利用してほしいかも聞きました。
「まずはカモミールの効果です、カモミールは消炎力の効果があると言われているので、そういうことも含めてアトピーのお子さんのツアーや乳がんのツアーもやっています。やはりここにくると標高800メートルの土地なので、気持ちよくストレスも軽減すると思うんす。そういう意味でとにかくおいでいただいて、デトックスして、ストレスもなくしてキレイになっていただきたいと思っています。女性の一人旅のお客さんが多かったんですが、今は男性の一人旅も多いんです。一人でいろいろと考えたいと仰る方もいらっしゃいます。お宿にはテレビがないので、日頃読めなかった本を読むとか手紙を書くとか、ボーッとするなどしていただきたいですね。朝は鳥のさえずりで起きたり、散策してもらうなど、そんなことをしてほしいなと思っています。」
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