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ピンクライスで話題の『色米トーキョー』をご紹介。陰陽食ってナニ?
今日は、『色米トーキョー』プロデューサーの松崎香奈さんに “寝かせ玄米…通称ピンクライス”についてお話を伺います。
ピンクライスも気になりますが、まずは『色米トーキョー』の活動について聞きました。
「東京を拠点に陰陽食の研究や開発を楽しんでいる、陰陽食シスターズによるプロジェクトです。現在はInstagramを中心に、研究内容や簡単なレシピの発信を行っています。食べることにもたくさんの理由があるということを感じています。会食や飲み会みたいなこと、場所や時間が空いたときするための食事、それから旅行に行った先で食べるもは異文化交流や体験を軸にしたものだったり、また親が子供と共にする食事は、家族の時間や成長などを作るものだったりすると思うんです。様々なシーンで、食べるものや取り入れられるものが異なってくると思っていまして、それぞれ大切な役割を持っていると思います。でもその中で一見質素に見えるものが中心になりがちなのですが、体が喜ぶための食事=陰陽食としていまして、lpmp視点を選択肢の1つとなることが、私たちの活動の目的です。また、1番嬉しい事でもあるかなと思っています。」
陰陽食、寝かせ玄米…気になるワードが出てきていますが、陰陽食っていったいどんなものなんでしょうか?
「陰陽食とは、漢字で書くと陰性の陰と陽性の陽ですね。心身ともに健康な体を作るために、陰と陽のバランスを取るという概念を元にした食べ物の選び方になります。例えば、暖かい場所でとれたものは陰性になっていて体を冷やす作用があり、カブや椎茸、茄子が陰性の食材なります。寒い場所でとれた根菜やイモ類などは、陽性と呼ばれており、体は温める作用があると言われています。」
寝かせ玄米…いったいどんなものなんでしょうか?
「寝かせ玄米はボソボソ食べづらいようなイメージがあると思うんですが、より食べやすくするためにネット寝かせ玄米というものがあります。炊くときに土鍋や圧力鍋など、火で炊くようにするんです。玄米と小豆とお塩の3種類をブレンドしたものを基本として炊きます。それを70度とか75度の温度を保っていられる保温ジャーの中で、三日間寝かせたあとに食べるという食べ物になります。モチモチするというかおこわとかに近い感覚になるので、ボソボソした感覚が全くなくなり、とても食べやすくなります。栄養的には特に大きな変化は無いのですが、消化しやすくなると言われてます。」
最後に…松崎さんが陰陽食を通じて食との向き合い方がどんなふうに変わったのでしょうか?
「イメージとしてはお祝いやイベントで食べるものは特別な食べ物で、日常で必要とされる栄養や、体が感じるものは日常食って考え方でいいのかなと思っています。お家で食べられるものは自分で調整が効く機会が多いと思うので、できるだけ体に負担がなく消化されやすくて栄養価が高いものを取り入れていくと、外食の時の体の負担も減ってくるかと思います。日常生活を社会に出ながら送っていくものとしては、大事なのかなと思います。そうすると今まで特別ではなかったものが、逆に今日特別なもの食べたからオフに戻す必要がある時に、波のバランスでしたり、陰と陽の概念ではないですが、どちらかに寄りすぎた思ったら真ん中に戻すというといった、バランスの取り方のような概念が少しずつ感覚で感じられるようになっていくのかと思います。」
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