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書道家・武田双雲さんがオーナーの『鵠沼野菜ビストロCHIKYU farm to table』を紹介。
今日は、国内外で人気の書道家・武田双雲さんがプロデュースする神奈川県・鵠沼海岸にある、『鵠沼野菜ビストロ CHIKYU farm to table』をご紹介します。
お話を伺うのは、このお店のブランドディレクターであるエドワード・ヘームスさん、通称・エディさんです。18歳まで日本に住んでいたエディさんは、その後ニューヨークやサンフランシスコで過ごします。7年前に日本に帰ってきた飛行機の中で双雲さんの記事を見たことがきっかけで一緒にイベントをすることになって、さらにはエディさんが住んでいたカリフォルニアに、双雲さんが家族みんなで訪れるまでになったそうです。
いろんな偶然が重なってお店を開くことになったそうですが、きっかけは、カリフォルニアで見たダブルレインボーだったそうです。
「毎年夏に双雲さんともう3年4年位かな、毎年その僕たちが住んでたカリフォニアのオーハイという街に彼を連れてきました。何故かと言うと、その人口6,000人ぐらいしかいない谷間のアーティストがすごく多く住んでいる街で、街中ふつうにオーガニック素材の健康的な生活が過ごせる場所があったので、麻生さんにもいいかなと思って紹介したいなと思って連れてったのがきっかけから、毎年。最終的には、家族全員で来るようになっちゃって、彼もそういうオーガニックの健康な食材すごく開眼して、二年前に今度は彼と車でLAからヒューストンの方まで縦断の旅をしたときに、サンタフェと言う街で夕方裏庭にみんなで出たらものすごいダブルレインボーが出たんです。それで何を思ったか、彼がオーガニックレストランをやりたいと叫びだして、その時ちょうど彼の息子さんもいて。まだ小学校6年生だったんだけどその場でパソコンで。この海岸の物件があるよって言うことで。もう早い早い、その場で決まって何をしようかとプランは無かったんですが、オーガニック食材を提供できたらいいなという構想だけで始めたのがこのお店なんですよ。」
エディさんのお話にも出てきたカリフォルニアのオーハイ。ここは、ヴィーガンやベジタリアンにも優しい街なんだそうです。
「やっぱりロサンゼルスから車で間1時間半位のちょっと北に入った谷間の街なんですけど、ハリウッドの映画監督とか俳優さんとか音楽家とか業界の人がすごく多く住んでいるんです。元々陶芸家たちやアーティストコミューンみたいな場所だったんですね。普通に出てくる食材がオーガニック食材だったりとか。周りもオーガニックファンは多いんですね。意識の高い人達も多く住んでるという事でオーハイで味わうようなものを普通にオーガニックと謳わないで、さりげなくじゃないけど普通に食べてもらいたいなっていうそういう場所です。だから当たり前に有機野菜が出てくるとかの感じはイメージしていました。」
メニューの名前は『京野菜と湘南野菜のよくばりディップ』!どんなこだわりがあるんでしょうか?
「元々力強く素材の良い野菜を美味しく食べてもらいたいなぁってことで、蒸したりグリルしたり調理法を変えた野菜を1つのお皿に盛って。ディップを今は4種類用意してるんですけど、その違ったディップで味わえる。もちろん野菜そのまま味わっていただくと、違うディップに付けてもらってまた一味足した味わいとか、野菜をおいしく食べる提案をしたいなと思っています。今回リニューアルの際にメニュー開発しました。今はいろんな種類のカブ、ダイコン、カラフルニンジンとかがメインになってきてますけど、特別にカラフルなトマト、専門の農家さんからトマトが入ってきたから色合いを楽しむのに載せたり、あとミニ大根とかはスライスして飾りに使ったりとかちょっと切り方変えたりとか見て楽しい感じのもの。見た目の感覚も味覚の人だと思ってて大事だと思ってるので意識して。」
さらに、こちらのお店では、意外な物を使ったカレーが人気です。
「鯖カレーが結構オススメなんです。ソースに特徴があってインドのフィッシュカレーを作るソースと、タイのカレーのソースを自分なりにアレンジしてちょっと手間かかるんです。それをダブルにします。普通はわりとクセのない白身魚使うんでが、あえて天日干しの鯖を使ったカレーを提供してます。ベースがインドカレーなんですが、味のベースがマスタードなんですよ、マスタード風味とタイのほうはやっぱりレモングラスとかこぶみかんとかニョクマムとか、パクチーやちょっとタイ風の味をココナツミルク風味で合わせたソースに絡まって、何とも言えない独特のソースに出来上がってきて美味しいと思います。病みつきになって、ちょっと新しいことを体験してもらえるかなと思っています。」
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