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雑誌『veggy』の編集長・吉良さおりさんに聞く。最新!オーガニックトピックス。
今日は、このコーナーではおなじみ!日本で初めてのベジタリアン雑誌『veggy』編集長・吉良さおりさんにお話を伺います。 今、発売中の最新号のテーマが『めざめよ!腸脳力』。ハンドパワーとかの超能力ではなくて、体の「腸」に脳みその「脳」に「力」で“腸脳力”です
どうしてこのような特集にしたのでしょうか?
「腸の特集は人気で、よく言われている脳長相関ということが注目されています。腸と脳の関係が深くておもしろいと発表されていて、本誌もそういった特集を組んだことがなかったので、様々なアスリートの方にコンサルされている山田豊文先生ににお願いして教えて頂きました。脳が司令塔になっているイメージがあると思いますが、最近の科学の研究では、腸が神経を通して体調がよくなったり悪くなったりという様々な症状が現れることになっているのではないかという。もともとは、腸が発している信号を脳がキャッチしているんじゃないとも言われています。腸活が流行っていますが、腸活することで何がいいのか、脳と心も関係しているんじゃないかというのを今回はいろいろと紹介しています。」
吉良さんに、腸と脳の関係について詳しく聞きました。
「簡単に腸内環境と脳を関係を説明しますと、やはり腸が弱っているとちょっとしたストレスに対しても抵抗力がなくなってし、ちょっとしたストレスに対しても気にならずに元気に過ごせるというのが分かってきています。ですので気分が落ち込んできているとか、心の状態もあると思うんですが、腸内環境を整えるとかなり変わってくるではないかと様々な研究が進んでいるようです。基本的には穀物ベース、穀物と野菜中心の食事がいいと言われていて、最近は植物性プロテインが人気なのも、玄米プロテインとか流行っているんです。パウダー状で、そのまま飲んだり、スムージーやスムージーボウル、最近はやっている食べるスムージー物とか、フルーツと合わせたりできますね。」
吉良さんは基本的には発酵食品を多くとっているそうで、それが腸活につながっているのでは?ということです。そこで、腸活フードの納豆について。
「多分ほぼ、うちの子どもたちも納豆が大好きで、納豆は冷蔵庫にたくさんストックしているんです。よく食べているのは、あずま食品さんの有機納豆です。35年前からオーガニック納豆を作り続けているメーカーさんでなんですが、大豆は遺伝子組み換えの可能性が指摘されているため、アメリカではオーガニックの大豆しか食べないという人が増えているんです。私はアボカドと合わせるのが好きで、アボカドを角切りにして納豆と合わせてわさびをおろし、わさび醤油でシンプルに食べるのがおいしいんです。海苔に手巻きにラップして野菜やベビーリーフとやレタスなどを手巻き寿司のようにはさんで巻いて食べると、手軽なサラダのようになります。足りなければゴハンをいれてもおいしいんです。」
さらにこだわっているのが、こちらのお醤油!
「火入れしていないものを選ぶことが多く、醤油も発酵が止まっていないものを使っています。よく瓶に入れる時に消毒して発酵を止めたりするんですが、それではなく発酵を止めていないのもを選ぶようにしています。家で使っているのは生醤油をいつも使っています。埼玉にあるヤマキ醸造さんの生醤油なんですが、醸造所が見学できるようになっていて、私も訪れたことがあります。ソーラーパネル使っていて、そのちらに畑もあるんです。見学所ではその歴史も紹介しています。有機栽培をできるだけ取り入れ、昔ながらの木桶を使用し、伝統製法で菌もしっかり生きています。特に生醤油は、発酵も止めずに酵母も生きているので、ずっと使っています。やはりコクが深いですね。」