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JUBAN DO ONI 3周年記念イベント開催
2019年7月14日(日)・15日(月祝)東京・代々木上原 hako gallery
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お肌もココロも喜ぶ、心地いい下着『JUBAN DO ONI』
今日は、オーガニックコットンで作られた下着『JUBAN DO ONI』代表の黒川紗恵子さんにお話を伺います。
ジュバンドーニ!?外国語のようですが、実は日本語をかけあわせた造語なんです。
「襦袢(JUBAN)というのは、着物の下に着る下着であり、また『鬼のパンツ』という童謡からとった名前なんです。昔女性は腰巻とか布を巻くだけの襦袢と言われる下着だったのですが、開放的な気持ち良さがあったと思うんです。そういうシンプルな気持ちを追求したいということで、襦袢という名前をつけました。それから『鬼のパンツ』は鬼がひたすら自分のパンツを自慢しまくるという歌詞なんですが、そんな風にみなさんが履いてもらった時に自慢したくなるようなパンツになればいいなと。『鬼のパンツ』の気持ちを込め、その二つを合わせて『JUBAN DO ONI』という名前にしました。」
実は『JUBAN DO ONI』代表の黒川紗恵子さんには、もう1つのクラリネット奏者としての顔があります。音楽ユニット『ko-ko-ya』や 『Nyabo Ssebo』などで、クラリネットを吹いています。
音楽活動をしながら、どうして下着を作ろうと思ったんでしょうか?
「20年前、下着がずっと欲しいものがないと思っていました。ある時、下着売り場に行ったら寄せてあげてブームでのサテンだけで、私が欲しいと思った下着が1枚も無くショックを受けました。私は小さい頃は肌が弱くアトピーだったため化繊の下着が履けません。ですので、コットン100%の天然素材の下着が欲しいと思っていたのですが、ベージュや白などの地味なものしかなかったんです。そこからずっと。天然素材で可愛くはける下着はないのかなって考えながら、これは誰かが作らなきゃいけないのかなと思っていたんです。音楽の仕事は波があるので、もう少し自分がしっかりやれる仕事が必要と考えていた時に、なぜかパンツのことを思い出しました。そこからなんとなくパンツを自分で作ろうと。例えば、100円でパンツを買ってきて解体して作ったりもしていました。そのうちにハマッてしまい、これはみなさんに履いてほしいものを!ということから、プロのパタンナーさんを入れて製品化し、今に至るところなんです。」
パンツは、レディースとメンズがあるんですがが縫い目が特徴的です。縫い目がアクセントになっていて可愛いのですが、それ以外にも理由があるようです。
「縫い目が外側にあり、肌に当たる分が縫い目がフラットになっているのが特徴です。よく縫い目が肌に当たるだけで肌が被れる、またタグで被れるといった方もいらっしゃるので、タグも内側にはつけていません。またウェストには普通のゴムを使わずに、トレーナーの襟や袖に使われている伸縮性のあるリブを使っています。そのためしめつけがありません。ゴムですと細いぶん肌に食い込むんですが、リブを幅広くとっているので面でおなかをサポートしてくれ、食い込んだりしないようになっています。オーガニックコットン100%が本体部分と、ウェストのリブがオーガニックコットン95%とウレタンが5%になっています。今年の3月に発売されたばかりなんですが、ウールのパンツも作りました。ウールのパンツというと毛糸のパンツを想像するかもしれませんが、JUBAN DO ONIのウールのパンツは直履きるんです。女性のものは、ウレタンも何もなくてウール100%になってます。履き心地はウールの柔らかさをまとっている感じで、ウールパンツの方がより締め付けがなく、履いているのを忘れるような感じです。」
最後にこんなお話もしてくれました!
「体に合わない下着を着けたりキツイと、日中の中でゴムが痛いなと感じていました。肌が蒸れるなど気になることがあるんですが、それが無くなった場合に自分がやりたいことに集中できていると思うんです。自分のやりたいことを邪魔しないということですかね。特にデスクワークの方から夕方になるとゴムが痛いとなどといったお話を聞くので、座り仕事が多い方にも履いてもらいたいと思っています。また、全く気づかなかったのですが、一番最初の展示会の時、「これは男女ペアできますか?」と言われ、その後から多くの方がペアで購入していただきました。目に見えるペアルックは少し恥ずかしいけど、下着ですと見えないペアルックがしやすいという声をたくさんいただきました(笑)」