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雑誌『veggy』の編集長・吉良さおりさんに聞く、最新の“快眠食”について。
今日はこのコーナーではお馴染み、日本初のベジタリアン・マガジン『veggy』編集長の吉良さおりさんにお話を伺います。
発売中の最新号は、『快眠食 上質な眠りは良質な食べ物から』という眠りと食の関係に関する内容です。
今回の特集がどうして<快眠食>だったのか、聞きました。
「やっぱり眠りはすごく大事なことで、食べ物を一生懸命整えるのには限界がありますが、続けられることは眠りの質をよくすることなのかと思いました。誰でも少し意識するだけで眠りが深くなり、朝もスッキリ目覚められます。わりとみんなが取り入れやすい特集を組んでみました。基本的には睡眠時間は8時間がいいと言われていますが、それも人それぞれ体調や体質によって違うので、眠りが深ければ、4、5時間でもいいので、一概にはそれが良いという時間は言えません。よく夢を見ている時は眠りの浅い時間と言われていて、眠りの深い時間の時はほとんど夢を見ません。ですので、眠りがギュッと濃縮されるというか、眠りが深くなるので余計なことがよぎらなくなります。瞑想の時も余計なことがよぎると深い瞑想に入れませんが、深い瞑想になると余計なことがよぎらない。それに近いのかと思います。ですので、寝ている間に深い瞑想に入ることができるということは、瞑想と同じような感覚なんです。」
続いては、眠りに“食”についてもお話を聞きました。
「眠りにいい食材は、栄養素としてトリプトファンが多く含まれたものとか言われていますが、基本的にはメラトニンとセロトニン、脳内ホルモンを整える食材がいいと言われています。栄養素のポイントとしてはトリプトファン、グリシンが含まれるものとされているんですが、身近なものではうちの雑誌でお薦めしているアーモンド、ナッツ、納豆、フルーツ…バナナ、アボカド、あとは玄米です。玄米はギャバが多く含まれています。あとは海藻類など、みなさんが毎日何かしら食べているものに含まれています。寝る前に食べるのではなく、三食に何かしら取り入れるといいですね。寝る前に摂ったからといって、それがすぐに効くとは限りません。バランスよくとりいれて下さい。」
吉良さんがおススメする快眠食は?
「今回の表紙はターメリックラテです。ベースはアーモンドミルクなど、なんでもお好みのミルクでいいと思うんですが、欧米で流行っているラテです。カフェインはとらないほうがいいのはご存知だと思うんですが、スパイスやターメリックラテを飲むことで快眠につながるともいわれていて、毎日飲んでもいいと言われています。アメリカだと普通のカフェでも置いていますね。今回、いろいろな専門家の方に快眠術を聞いたんですが、音のことを意識したり、枕にこだわったり、ハーブティやセラピーを取り入れたりなど…。今回、LiLiCoさんにもおススメの快眠の仕方をお聞きして、参考になるんじゃないかなと思っています。意外とこだわりを持たれていてびっくりしました。」
吉良さんの快眠方法もお聞きしました。
「最近、いろいろなリトリートのホテルなどでも導入しているのが、デジタルデトックスです。電波の届かないところに行ってデジタルデトックスなど、強制的に携帯のスイッチをオフにして、今日はいっさい携帯やPCを使わない日というのを作ったりします。今、24時間ある状態でそれを断ち切ることが家にいるとできないので、1週間決めてデジタルデトックスするリトリートもありますが、眠る1時間前からスマホやパソコンを見ません。子供はゲームしていることが多いので、ゲームを眠る直前までしていると脳が興奮した状態で眠りが浅くてうなされていたりするので、眠る3時間前、なるべく夜はさせない。また、音のバイブレーションでヒーリングするというのがあるんですが、疲れている時は音叉をあてたりということもありますね。」
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