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薫寿堂が手掛ける100%植物由来のハーブセンスや紐型のお香・アロマコードなどをご紹介。
今日は、おうち時間をよりリラックスした時間にということで、兵庫県・淡路島にある株式会社薫寿堂の研究開発課次長である積田正浩さんにお話を伺います。
こちらの会社では、お線香やお香を作っていらっしゃいます。お線香っていうと、仏事のイメージがありますが、“線状の香”でお線香なので、日常にも使って欲しい様々なタイプのお線香、お香があります。
まずは、どんな会社なのかを聞きました。
「株式会社薫寿堂は、創業明治26年、お香、お線香の製造販売を兵庫県の淡路島でしております。淡路島では、お香の製造が全国の70%されていると言われています。一番古くは大阪の堺らしく、そこから職人さんを呼んで作り始めたと聞いています。普通のお線香やお香も作っているんですが、煙の少ないお線香を業界初で作らせて頂きまして。他にもエコ線香も業界初で。こちらは間伐材から木材をとった使えない部分を優先的に、捨てるしかない使えない部分があるんですが、そういうのを優先的に、捨てるしかないような木材をお線香の原料に使用することで環境保全の1つになるかと考えています。そういう新しいものをいろいろと取り入れて作っています。業界初を狙っていたわけではないんですが、お客様からの要望を実現していったらこういう形になったと思っています。」
HAKOというユニークなお香も作っていらっしゃいます。
「HAKOという葉っぱの形のお香があって、それは和紙で作ったお香です。お香ですと炊いて煙と香りを拡散することになりますが、HAKOは置いたままでもインテリアとして香りを楽しむこともできることになっています。もともと紙のお香を開発しまして、せっかく紙なので、形ができないかということで作ったんですけれども、落ち葉炊きとか自然とか、そういう雰囲気を表現したくて作られたものとなります。お香は、ひとときを作るものではないかと思っていて、芳香剤と違ってその時の気分に合わせて香りを自分の好きなものをチョイスして気持ちに寄り添える商品になるかなと思っています。」
ここからは、100%ナチュラルな『ハーブセンス』というお香について!
「フランスのメーカーと共同開発して、100%ナチュラルの成分で作ったお香です。エッセンシャルオイルと香木を融合させたような形の商品になります。ICEAというイタリアのナチュラル認証を取得しています。ユーカリ&クローブ、シナモン&ハニー、レモングラス&ベンゾイン…などなど、自然、ナチュラル感は強い商品で、香りを楽しんでリラックスしたり、リフレッシュしたりという使い方です。あとは、これか梅雨の時期になるので、湿気とかイヤな臭いをマスキングしたりという使い方になると思います。湿気となるとイヤな臭いがあがってきますので、消すというかマスキングというんですが、そういうふうに使っていただくといいかなと思っています。」
見た目が厚紙に巻き付けられている糸のような、『アロマコード』というお香も。
「アロマコードは紐をお香にしたもので、長さを調整できます。ちょっとだけ使いたい時にクリップで調整できます。あとは、お香と違って折れないので、ポケットに入れて持ち運びして、例えばホテルに行ったりした時にいい臭いがしない時にパッと使ったり。アロマコードも9種類の香りがあって、フルーティ、葉っぱの香、ディープオーシャン…という海の香りとか、いろいろあります。色で選んで頂くことも多いと思います。紐を使って、組みひものように加工して香りのアイテムをつくったり。普通の紐と同じような扱いできますので箱に4つかけて、どこから香りしているの?ということもできると思います。」