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オーガニックコットンで作る蜜蝋ラップ『Bee Eco Wrap』
今日は、地球に優しいプラスチックを使わないオーガニック・フードラップ、Bee Eco Wrapを紹介します。お話を伺うのは、この商品をオーストラリアから輸入販売している、ティーム有限会社の星はる香さんです。
LiLiCo オーガニックフードラップとは、 いったいどんなものなのでしょうか?
「こちらはプラスチックを使わないオーガニックフードラップというものです。メインとしては、野菜や果物、パンやおにぎりなどをくるんだり、器の蓋としてお使いいただくのが一番最適です。元々この生地は、オーガニックコットン生地にミツロウとホホバオイルと樹の脂系をブレンドしたワックスを染み込ませたもので、なんと言っても何回も洗って使えるので、地球に優しい商品となっております。蜜蝋には抗菌作用があると言われていまして、またホホバオイルには抗酸化作用が含まれていると言われています。オーストラリア人のデヴァイン一家が、家族みんなで全部手作りをしていらっしゃるんですが、彼らが住んでいるのは山奥の森の中で、ゴミ収集も行政の手が届かないという場所です。山奥でのそういった生活の中で、いかに自給自足でゴミを減らして生活していくのか。そういったことをどんどん追求し、自然に帰らないプラスチックを減らしていく工夫をする生活をする中で、昔から伝わるオイルスキン動物の皮に油を塗って食品を保護するというものに出会うことに。そこから着想を得て誕生したのが、このBee Eco Wrapです。」
Bee Eco Wrapを手掛けているティーム有限会社ですが、実はイベント会社なんです。イベントって泊まり込みで現場に入ったりなど体力が勝負といった面もあるので、社員が年を重ねてもできる仕事はないかと考えていた時、このBee Eco Wrapの存在を知ったのが、販売のきっかけなんだそうです。
そこで、輸入した経緯をもっと詳しく聞いてみました。
「なぜこのBee Eco Wrapを日本で輸入しようとしたのかといいますと、私の上司が今現在オーストラリアに在住していて、その上司もプラスチックラップの使用の使用に心を痛めていた人の一人で、この商品は日本でも販売できないか考えていたそうです。そこで生産者にメールをしたところ、偶然にもデヴァイン一家のお子さんと私の上司の子供が、同じシュタイナースクールの同級生のご家族だったという経緯があったと聞いています。Bee Eco Wrapは一つ一つ全て手作りで生産をしているので、生産数に限界があり大量生産が難しい商品なんです。オーストラリア以外の国には卸販売を行っていないんですが、デヴァイン一家の父親であるマットさんは日本に3年住んでいたということがあり、日本には特別な思いを持たれており、日本でこの商品が広まるということを喜んでくれました。そのような経緯で、現在は本国以外では日本でのみ販売されています。」
このBee Eco Wrapは、どのように使うといいんでしょうか!?
「Bee Eco Wrapは、温かくすることで素材の蜜蝋がとても柔らかくなります。食品などを包んでそのまましっかり押さえていただくと、手の熱でくっついてくれます。またどんな形にもフィットするので、野菜の切端や木のボールにもくっつくので、器の蓋としてもご使用いただけます。冷蔵庫に戻すと蜜蝋が硬くなるので、しっかり形を保ち食品の鮮度を保護します。弊社としておすすめする使用方法は、やはり野菜の保存をおすすめしています。水分と鮮度を保ってくれるので、例えば半分のリンゴやキャベツ、また葉物野菜などを包んでいただけるとその効果を実感していただけると思います。ほんの少し使っただけで捨ててしまうようなプラスチック製品の量も減らせますし、多くの方から長持ちするというお声もいただいております。サンドイッチやおにぎりを包めば、Bee Eco Wrapを職場で洗って折り畳んでコンパクトに持ち帰れますし、例えば食べかけのサラダにかけてもいいですし、ホームパーティーで例えばサラダの差し入れなどのお皿にかけてもデザイン性が高いので、そのままテーブルに出すだけで華やかさもプラスできてオススメします。」
使う時の注意事項もあります。例えば、蜜蝋は熱で溶ける電子レンジや熱湯はNGだったり、熱湯消毒できないので生魚、生肉への使用も避けてもらう、レモンなどの酸が強いものも使用しないなど。詳しくは、Bee Eco Wrapのホームページに書いてあります。
「このような社会状況の中で、便利なものや使い捨てのものが増えているんですが、たまには心を込めて愛情を持って身の回りのものを大切に使ってみてほしいと思います。Bee Eco Wrapを使ううちに、製品にはシミやシワなども現れますが、そんな一つ一つをラップの個性として受け止めていただければ嬉しいです。元々が布なので、洗っていくうちに蜜蝋が剥がれてきてしまうんですね。なので若干シワシワになったりするんですが、そうなってもくっつかなくなるというわけではなく、この子こんなに長い間使ったんだなっていうのをちょっと受け止めていただければなとは思っています。使用期間というものは特にありませんが、使い方によっては2年ほど持ちますし、もっと愛情を込めていただければ3年4年使ってますという方も実際にいらっしゃいます。もう蜜蝋がくっつきにくくなったという時には、熱湯をかけていただければ蜜蝋が落ちますので、その後は布の状態に戻るので、布として使用していただけれどと思います。また布としてももう使い古してしまった時は、こちらは土に還るという商品ですので、刻んで土に埋めていただけばと思います。」
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