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島根県・浜田港にあがった未利用魚を使った、一期一会の缶詰『今朝の浜』をご紹介!
今日は島根県浜田市にある水産加工会社、株式会社シーライフ専務取締役の河上清貴さんにお話を伺いました。株式会社シーライフでは、浜田漁港でとれた魚を干物や缶詰にしています。
浜田漁港でとれるのは、どんな魚なんでしょか?
「浜田漁港というのが、国の第3種特殊漁港に選ばれてるほど歴史ある港でして、そこで干物や缶詰といった加工品を作る会社になります。割と大きな漁港がありまして、そこで捕れた魚を加工する工場のような会社です。浜田漁港は特に日本海でにありますので、まず脂がのった魚が取れるということと、それから非常に魚種が豊富で、いろんな魚が時期に当たってとれるというのが特徴的です。主力という商品はマグロの干物を作っておりまして、他にも浜田漁港で有名なアジとかカレイとかイカとか、そういった干物を作るのがメインの会社です。缶詰は最近始めた事業で、のどぐろの缶詰だったりとか、こういった『今朝の浜』に使うようないろんな種類の間に作っています。」
そんなのどぐろの干物や缶詰を作りつつ、こちらの会社で作っているのは、未利用魚、未来の「未」に「利用」で「魚」で未利用魚ですが、そんな魚を使った『今朝の浜』という缶詰です。
「主に未利用魚という、なかなか市場に出回らない魚を使った缶詰になります。一番最初は漁師さんとかが相談に来られて、市場では毎朝半分ぐらい、未利用魚と言われる買い手がつかない魚があって、これをどうにか加工して世に売り出してもらえないかという相談が、まず一番最初にありました。浜田漁港では、干物づくりが盛んな日なんですが、その干物には適さない魚種や大きさ、それから普段は食べられる魚でも都会の市場だやお店が開いてないかったりする関係で、買い手がいない。 魚が市場には結構たくさん出て出ていまして、それらを総じて未利用魚という名称で呼んでいます。あれもう最初は干物ばかり作っていて、決まった魚、のどくろとか、カレイ、アジとか決まった魚の決まったサイズのものしか使ってなかったんですが、缶詰という加工品作りを2018年頃から始めまして、その際に缶詰なら今までと違った、今までは仕入れてこなかった魚でも活用ができるんじゃないかということで、その未利用魚の缶詰作りっていうのを始めました。」
『今朝の浜』の缶詰ならではの楽しさを聞きました!
「浜田の漁のやり方がその網に大きな網に引っ掛けて取る漁法になるので、その網に入ってきた魚でなおかつ、そんなに買い手がつかなかった魚をを缶詰にするので、本当にそのシーズンに1回限りの魚種の缶詰だったり、中には1年に本当に数回しか缶詰にしないような、できないような魚もあります。50種類ぐらい製造してきたんですけど、約半分ぐらいは皆、一般の方だと馴染みのないような、聞いたことがないような魚になりますので、そういった魚っていうのは、産地で来てたまたま来た人でしか食べられないような、そういった魚もお届けできるようになってます。あとおすすめの食べ方は缶の汁も一緒に、そこに魚の旨味とか、それから栄養が溶け出てますので、汁を使った料理例えば炊き込みご飯であるとか、パスタ、あとはちょっとアクアパッツァみたいな煮込み料理にも缶詰はおすすめです。」
【マグロ】については、河上さんはこんな話もしてくれました!
「魚種を見て、こんな缶詰あるの?こういった魚の缶詰があるの?と、まずびっくりされる声が多いのと、それから実際食べられた方は、やはりその魚の美味しさ鮮度の良さっていうところにびっくりされます。マグロなんかですと、ツナ缶のイメージを持たれる方が多いんですか、ではなくてぶつ切りで本当に大きな実が入っているのですごく驚かれて、ツナ缶の常識が変わったってあの絶賛される方も結構いらっしゃいます。ツナ缶とかっていうのがどちらかっていうマグロのちょっとシッポに近い部分とか、お刺身やお寿司にできないような部分を缶詰に使ったりするんですけど、弊社の『今朝浜』の場合ですと、本当にマグロの一番おいしいお腹の部分とか、がっつりあの中に入って入っているので、ちょっとワンランク上のツナ缶のような感覚です。コンセプトとしておいしい缶詰というよりは、やっぱり我々はやっぱりその産地の干物屋というところもあるので、お魚を美味しく味わっていただきたいという思いが強いので、その魚の素材の良さ、鮮度とか旨みを邪魔しないように、調味料の味付けは、塩をわずかに加えたのみの、本当に薄い優しい味付けになっています。」
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