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『veggy』編集長 吉良さおりさん登場!最新ナチュラルトピックス。
今日お話を伺うのは、日本初のベジタリアンライフスタイル雑誌 『veggy』の編集である吉良さおりさんです。
現在発売中の『veggy』の特集は【植物性プロテイン】。タンパク質は動物性のイメージが強いと思いますが、【植物性プロテイン】とは何なのでしょうか。
「一般的にやっぱりプロテインやタンパク質と聞くと、動物性の卵やそのお肉やお魚というイメージがあるとは思いますが、実は植物性のプロテインにも優秀なものがかなりあります。今アスリートの方たちの間でも、植物性プロテインが注目されていて、実際にたくさんの方が取り入れています。日本よりは海外の方の方が多いんですが、海外のフィットネスジムなどでは、ヴィーガン向けの植物性のプロテインの方が今人気になってます。毎日食べてる穀類や野菜、果物、緑の葉野菜にも豊富に含まれてます。特に豆類、ナッツ、シードにはかなり豊富に含まれいまして、それぞれ少量づつではありますが、かなり質の高いプロテインが含まれています。私はケールを毎日摂取していて、ケールにはビタミンミネラルだけではなく実はプロテインがかなり豊富な葉野菜なんです。海外ではケールブームが一時期おこりましたが、ケールは今はとても身近な野菜になりました。ケールは、もともとは野生の葉野菜で、在来のものなんです。そのためエネルギー的にはワイルドですし、栄養素がやはり高いので、特に葉野菜の中ではおすすめです。」
動物性のタンパク質と植物性のタンパク質には、いったいどんな違いがあるんでしょうか?
「海外では、ヴィーガンやベジタリアンのアスリートがとても増えています。アスリートの方は、やはり記録や結果を出さなければいけない。完全に勝ち負けの競技の中で、自分のその限界をどんどん超えていかなければいけない。そういったときによくトレーナーの方が言われているのは、体の可動域を増やすことがやはり記録を伸ばすポイントだと言っています。可動域を増やすとはどういうことかと言うと、例えば体がここまでしか上がらなかったものがもっと上がるようになった、もっと後ろの方まで曲がるようになった、というような柔軟性です。体の柔軟性が上がることで可動域が広が理、今までできなかったプレーができる。動物性プロテインを摂取するより、植物性プロテインを摂取していった方が、自然と体の柔軟性が養われるそうですし、私自身もヨガを20代の頃からやっていて、完全に植物性の食事をとっていた方がやはりい柔らかくなりやすいと、自分自身でそれを体感してます。」
吉良さん流の【植物性プロテイン】のとりかたをご紹介していただきます。まずはひよこ豆です。
「ひよこ豆とかレンズ豆は、割とヨーロッパの料理では出てきますが、もともとフランスに住んでたので自然に使うことが多いんです。ひよこ豆はタンパク質が豆の中でも豊富と言われてるので、ひよこ豆を使ったフムスを作ったり、ひよこ豆の煮汁でアクアファバというメレンゲの代わりになるものが作れるんです。一石二鳥なのでよくアクアファバをとりたくて、ひよこ豆の料理を作ることもあります。そのメレンゲで、今まではなかなかできなかったマカロンが作れたり、メレンゲのケーキが作れたりします。ですので、ひよこ豆は家では割とよく食べています。他の方にひよこ豆を勧める場合は、やはり自分で豆から茹でるという方は少ないと思うんです。ですので『ハムス』という商品が、既にムスフとして調理されていて様々なフレーバーがあり美味しいんです。こちらがおすすめです。野菜スティックにディップしたり、サラダの上にポテトサラダのように、サンドイッチのベースの味付けで乗せれば、他のソースが必要ないぐらいしっかりと味がついてるので、あとは好きな野菜を挟んで食べるとか、そうすることで朝食でも手軽にしっかりプロテインと野菜が摂れるので、オススメです。」
吉良さんは【植物性プロテイン】としてケールを食べると言っていましたが、このように摂っているそうです。
「ケールはかなり摂取していまして、自分でも育ててるぐらい好きなんです。なかなか生のケールが手に入らないか、そこまでして調理ができないという方には、パウダー状のものとかをおすすめしています。キューサイのケールパウダーをよく家に置いてます。ちょっと体調悪いんだけど何か良い食材ある?と聞かれた時に、パウダーだと勧めやすいですよね。パウダー状のケールでしたら、いつでもキッチンに置いて使えますし、私はスムージーに混ぜたりすることもあるんですが、調理でも夏だったらカレーにいよく使ったりもします。グリーンカレーの市販のペーストを使うんですが、野菜やココナッツミルクなどを混ぜて煮込むだけなので、15分ぐらいで簡単にできます。これの仕上げにケールのパウダーを混ぜると綺麗なグリーンになるんです。グリーンカレーですから、色も綺麗なグリーンがいいですし、味もグリーンカレーに入れるとケールのクセが嫌いな人でも全く問題なく食べられると思います。ヨウ素も取り入れられ、色も綺麗だということもあり、割とグリーンカレーによく使ったりしてます。」
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