寄居とろとろナス レシピ 詳細 >>
埼玉県・寄居町のトロトロ茄子で食欲アップ!
今日は、この時期ならではの新食感!【寄居とろとろナス】について、埼玉県大里郡にあります、寄居町役場農林課の峯川萌さんにお話を伺います。
まずは、寄居がどんな町なのかを聞きました。
「寄居町は、埼玉県北西部の都心から70キロ圏に位置している、鉄道3線が交差する交通の要衝です。荒川が秩父の山間から関東平野に流れ出す扇状地のように発達していて、緑の豊かな山や平地と多様な地形に恵まれた町になります。面積は64キロ平方メートルで、現在の人口は3万25087人です。名水100選に認定されている大和水や、日本百名城の鉢形城が有名です。」
名産品はみかんで、これから冬に向けてみかん狩りも楽しめる寄居町なんですが、その寄居町で新たな特産品として販売されているのが【寄居とろとろナス】。いったい、どんなナスなんでしょうか?
「寄居とろとろナスは、青茄子の一種で淡い緑色に濃い緑色のたれ模様があるのが特徴になります。長卵形で一般のナス比べて大きめです。熱を通すと果肉が柔らかくなり、トロトロっとした食感が味わえるのが最大の特徴になります。とある農家さんが知人から種をもらって栽培したのがきっかけになります。町の特産品にするために、深谷農業協同組合に相談して、その呼びかけに集まった10軒の農家さんで寄居町とろナス研究会が発足しました。平成29年に商標の登録をして関して、設定31年1月に商標登録がされています。もうだいたい1年ちょっとかかって商標登録が完了したって形で、また商標登録が、寄居町産のものに限ります。最盛期は、8月から9月になりまして、収穫時期が6月の下旬から10月の下旬になります。寄居ですとこの時期になりましたら、よりトロトロナスがでて、時期的なものになりますので、この時期にみなさんに買っていただくということが多いですね。」
とろとろナスのおいしい食べ方、教えてください!
「寄居とろとろナスは煮込むと果肉が溶けてしまうため、焼いて食べるのに適しています。焼いておかか醤油や焼肉のタレをかけて食べる食べ方と、また浅漬けや、寄居とろとろナスの実をくりぬいてお皿の形にして、その中にチーズやベーコンを入れてオープンで焼いていただくと、洋風でいただくこともできます。一番好きな食べ方はナスを縦切りにして片栗粉をまぶして、ちょっと揚げ焼きみたいにして醤油で食べるレシピが好きです。外がカリッと中がジュワッとしていて美味しく食べられます。」
寄居町ではこのとろとろナスのためのレシピも、独自開発しています。
「寄居とろとろナスのレシピ集は、寄居町のホームページでご覧になられるんですが、実はこれ、町内の高校生にご協力いただいてレシピ集を作成したものになります。寄居町内に一つだけ高校がありまして、この高校の家庭科部の生徒さんにご協力いただいてレシピを作成いたしました。トマトのゼリーやナスのハンバーガーなど、高校生ならではのアイディアで斬新なメニューを作っていただきました。その際に試食会も行いまして、広報活動の一つとして活動いたしました。寄居とろとろナスは、生産者さんが町の農家さんなので、基本的に販売しているのは町内のJA深谷農産物直売所などになるんですが、都内でも販売されていることがありますので、この時期ならではの、トロッとした食感の中のとろとろナスをぜひ味わってみてください。」
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