オーガニック料理教室 ワクワクワーク!
今日は、オーガニック料理教室 ワクワクワーク代表の菅野のなさんに、時短で出来る簡単レシピを伺います。
ワクワクワークは、2007年に菅野さんのお母さんと立ち上げた料理教室で今年で15年目。食と食育に取り組みんで、お料理教室は幼児から大人までと幅広い年齢層が参加、今は企業の福利厚生としてお料理研修もされるそうです。9月から本校は鎌倉に移転していますが、直接お料理教室に通う方もいれば、オンラインレッスンも人気だそうです。
ワクワクワークのお料理オンラインレッスン、この時期はどんなものがあるのでしょうか?
「無農薬の栗がそれぞれお家に届いて、それを一緒に栗ご飯作ろうと行ったレッスンもやっています。オンラインだからこそできるような食材が届いたり、一緒に作ってその場で、家で食べられるということもあって、オンラインはオンラインの良さがあるなと感じています。お家で1人で作るととても大変ですが、そういった気合を入れるようなことをオンラインでみんなでやろうっていう企画になってます。素朴な疑問や調理のポイントなどを教えますので、美味しく作るコツもわかりますし、かつ孤独じゃない作業といったところも楽しめるかなと思います。お家でもう既に作ったものは自宅なので再現しやすいという点もあり、これもオンラインレッスンのいいところかなと思います。」
コロナになってから始まったオンラインレッスンの中で、人気なのがおにぎりキャラバン。この活動は、農林水産省、消費者庁、環境省連携のサステナアワード、伝えたい日本のサステナブルで特別賞も受賞されたそうなんです。
「オンライン上でお米だけ炊いて集合して、おにぎりの作り方レクチャーしたり、おにぎりの思い出の話、今まで一番美味しかったおにぎりの話をしたり、それをみんなで聞いたりしています。4歳ぐらいのお子さんでしたら、遠足で食べたおにぎりが本当に美味しかったという話をしてくれたりします。おにぎりにまつわる話をみんなで聞きながらおにぎりを握り「いただきます」で食べるといった、本当にこのシンプルものなんですが、のべ1400人ぐらいの方が参加してくれてるイベントになってます。オンライン上で繋がっていることで、みんなでつくったという実感がすごく残ることが、とても面白いと思っています。みんなでニコニコおにぎり持って画面の前に集合するだけで、みんなで食べているような気持ちになれるので、1人でご飯食べてて寂しい、おうちのおひとりのご飯から少し気分転換したいといった方も、このおにぎりキャラバンオンラインに参加していただいたりしています。」
時短で出来る秋の味覚を使った簡単レシピを伺いました。
「1品目がキノコの味噌炒めです。大体の500グラムぐらいのキノコを好きな油で炒めていただいて、しんなりしてきたら、水大さじ3、味噌大さじ3を一緒に和えます。簡単な味付けになりますが、これでキノコの味噌炒めが完成します。キノコのみそ炒めはそのままのスープにしていただいてもいいですし、炊き込みご飯の具材としても使えますのでmたくさん作っておいて常備菜として使えます。2品目がシンプルなサツマイモご飯。サツマイモご飯には、お醤油やお塩など何かと調味料を入れなきゃいけないというイメージがあるかと思うんです。このレシピでは何も入れず、まずサツマイモは2×3センチぐらいの一口大の食べやすい大きさに切っていただいて、軽量したごはんに入れ、スイッチポンでできる本当にシンプルなものです。シンプルレシピなので、まさに時短です。特に調味料を入れることなくそのまま炊いて食べるさつまいもご飯もオススメだと思い、こちらの2品を紹介させていただきました。」
そして、おうちゴハンがまだまだ時間を占めそうな中、菅野さん、こんなお話もしてくれました。
「毎日のご飯から幸せを見つけるというのを理念にやっているんですが、ごはんを作らなきゃと義務感になるよりかは、何か自分の好きなものを作りたいと思ったり、本当に食べたいものって何だろうと考えることで、何かこんなものを食べだいという気持ちから、じゃぁ頑張って作ってみようかなという気持ちの方が、幸せを見つけられやすいかなと思ったりはしてます。でも、かなり疲れちゃってる方には、あまり頑張ったりせずに作れるような、自分にとって最も楽なメニューを3品か5品くらいもっておくと、そんなに気負わずに作ることができます。例えばご飯を炊いてお味噌汁作って、魚を焼いて、ちょっとだけ常備菜作っておしまいといったメニューですと、そんなに迷わず時間もかからないと思います。気負わずに作るけれど自分の糧になるようなご飯を作っていけたら、毎日本当に元気に、さらに美味しいから続けられられるといった風になると良いと思っています。楽しながらもでも自分の糧になるご飯というのが、日々の積み重ねとして大事だと思うので、何が食べたいかな、何を食べたら自分は幸せになるかなといったことはm大事にしてほしいなと思います。」