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CHOYA NATURAL BEAUTY

Oct 15 2021

『veggy』編集長・吉良さおりさんに聞く、最新ナチュラルトピックス!

今回お話を伺うのは、日本初のベジタリアンライフスタイル雑誌 『veggy』の編集長吉良さおりさんです。
現在発売中の『veggy』の特集は、【ブレインフード・脳活】。吉良さん曰く、今までは、腸や体を健康にする特集が多い中で、ずっと脳にいい食べ物やライフスタイルを特集で紹介したかったということで、このテーマになったそうです。
ブレインフードには、いったいどんなものがあるんでしょうか?

「脳にいい働きを間接的に作用するような食べ物は、実は身近な食べ物でたくさんあります。身近な野菜で言えば、例えばブロッコリー。ブロッコリーは代表格なんでが、ブロッコリー自体が脳のような形をしてるとも見えますし、総括的に含まれる栄養素が脳にいいとわかっています。野菜だけでもピックアップするとキリがないんですが、わりとアブラナ科のものだったり、野菜の中ではブレインフードが多いとは言われてます。よく言われるのはナッツではクルミですが、クルミもやはり脳の形に見えますよね。アーモンドやシードなどもブレインフードが結構多いんです。食材はとにかく野菜、果物、穀類、ナッツ、ハーブやスパイスなど、いわゆるスーパーフード系でもたくさんあり、そのあたりをだいたい摂っていれば、1日ブレインフードを摂ったと思うことができます。少し意識してみると面白いかなと思い、食材など色々とピックアップはしているんですが、やはりブレインフードと呼ばれているものほぼ全てには、古今東西、日本だけに関わらず海外でも薬効性が高いと言われていた食べ物が多いですね。」

吉良さんがしている脳にいいライフスタイルを教えてくれました。

「私は昔からヨガを取り取り入れていて、最近はそこまで毎日したりはしないんですが、やはり定期的に少し体調が悪いなと思ったときはヨガをして整えたり、あとは瞑想になるようなことをしたりします。庭でハーブなどを植え替えたり、庭仕事してるときも瞑想になってると思いますし、自分の脳を一旦空っぽにして時間とか無にする時間はすごい大事だと思うんです。何も考えない何かに夢中になることは、あまり無いと思うんです。みなさん話をしてれば別のことを携帯しながら考えてたり、iPadをお風呂に持ち込んで見てたりなど結構したりしますよね。集中することが現代人は苦手になってきているんです。世界的な科学者の方も言っているんですが、そういった行為が脳の退化に繋がっているのではないかといった研究もされてたりします。今ここに集中するという時間を作ることで、脳はどんどん活性化されていくという研究は、海外では瞑想を子供達に取り入れる学校があり、そこでも研究がされていて、瞑想が脳の活性化に繋がることがわかっています。」

吉良さんのブレインフード【ジェモセラピー】についても教えてくれました!

「日本ではまだそんなにフラワーエッセンスについてを研究されていないと思うんですが、ジェモセラピー自体はヨーロッパでは割と普及していて、植物のまだ新芽の時の様々なハーブの植物から新芽のときのエキスを抽出し、ボトリングしたものです。それをお水に入れて飲んだり、ジュースに入れて飲んだりします。植物はスプラウトがとても栄養価が高いことがわかっていますが、新芽の都にはかなり栄養価が高いんです。いわゆる青汁のウィートグラスも植物の新芽です。あのような新芽の状態は一番ミネラルビタミンが豊富で、エネルギーもこれから成長していくのでとても高いと言われています。そういういった色々なハーブのブレンドの中で体調にあうブレンドを選んで、それを希釈して飲むことをしています。」

吉良さんのブレインハーブなるものも聞きました!

「日本も薬草文化は昔はかなりあったと思うんです。でもそれが現在までちゃんと引き継がれていないと感じでいます。インドの田舎やスリランカなどでは、おばあちゃんがこう言ってたからそうしようといったことがまだ続いていて、スリランカの方に聞いたら、都心の人ぐらいしか缶詰のココナツなんて食べてないと言うんです。みんな庭にココナツの木があり、それを割ってココナツミルクを作ったりする文化が普通に残っているそうです。近代化するのはすごく便利でいいとこもあるんですが、やっぱり大切なことが伝わらなくなっている。受け継がれなくなってる状況が日本では今あると思っていて、日本よりも古い暮らしをしている国に行くと何か少し懐かしい気分がします。こういうことが日本に残ってれば良いのにと思うこともあります。私がスリランカに取材で初めて行ったときに、現地の人から紹介された≪ゴトゥゴラ≫という名前のハーブがあって、インドでは≪ブラフミー≫といって神聖であり万能の薬のように言われてたりします。日本では、≪つぼくさ≫と呼ばれていて、沖縄や鹿児島など温かい場所では育つんですが、私は東京で育てていて、そんな育ちが良くはないんですが、ギリギリ育てられるみたいなハーブなんです。これがメリカでは、【メモリーハブ】と言われていて、その脳の記憶力を高めると言われている、とても有名なハーブの一つです。スリランカの人たちは子供たちが受験のときなどに、テストの1週間前には【ゴトゥゴラ】を毎日食べさせるそうで、何かの料理に入れて使うというほど、現地はとても有名ですね。」

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