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『veggy』編集長・吉良さおりさんに聞く、最新ナチュラルトピックス！

今回お話を伺うのは、日本初のベジタリアンライフスタイル雑誌 『veggy』の編集長、吉良さおりさんです。
『veggy』最新号のテーマ、“清めて、ととのえる”です。今回、どうしてこのテーマにしたのか、吉良さんに聞きました。

「ちょうど年が開ける時に1月号が発売されたんですが、ニューイヤーというよりは、割と私が旧暦を取り入れてるんです。旧暦の正月というとだいたい2月なんです。ですのでその頃に、環境などをちょっとリフレッシュする特集がいいのではと思い、特集してみました。どこかの場所に行って清めるのもそうですが、できれば今、お家時間が長いからお家でも楽しめる整え方や清め方となど、割と多くとり入れています。いつも『veggy』で伝えているマインドなどの方が、体よりも結構重要であったり。心をどうやって整えるのかというと、様々な方法があるので、世界中その国々によって全く違います。ですので日本でも手に入るようなアイテムなどを使ってできるのが一番いいかと思いましたので、割と手に入りやすいものとかを今回はいろいろ紹介してます。」

“清めて、ととのえる”方法、どんなことが掲載されているのでしょうか？

「今回は新年号ということもあり、私自身、昔から取り入れているアーユルヴェーダ―の占星術です。インド占星術と言われるものなんですが、インドやスリランカでは割と多くの国民が普通に取り入れてるもので、引っ越しや企業など、何か新しいことに踏み切る時にインド占星術を使うということがあります。私は割とインドやスリランカに、仕事であったり個人的にアーユルヴェーダ―も好きなので行くことがとても多いのですが、初めて訪問した時にインド占星術で見てもらい、西欧の占星術とは全然違うんですが、見方がどちらかというとすごく東洋的な思想なので、それが自分にはとてもしっくりきたんです。あとは整える食事です。あまり難しいレシピを紹介してもみなさん難しいかと思いますので、今回は冬ということで体を温めるための色々な1週間スープといったようなものを紹介してます。」

吉良さん、おススメの整え方について！

「普段の生活の中で、瞑想30分しよう10分しようといった、毎日ちょっとずつ整えることよりは、私はお香などを使って一瞬で香りが変わることが効果的だと感じています。部屋の中も含め空気が全部変わることで、自分のマインドが一瞬で変わるのが香りの効果だと思います。香りは一瞬で脳に到達するんです。その到達の速さは光よりも早いとも言われています。ですので、仕事中だったり、ちょっと気分を変えたい、リフレッシュしたいと思った時、デュフューザーやお香で香りを変えています。」

吉良さんが海外で知った整え方についても、お話してくれました。

「リトアニアに取材に行ったとき、リトアニアは琥珀の原産地で、現地ではバルティックアンバーと言われています。あの辺りの琥珀は良質で世界的にもグレードが高いと言われているんですが、現地のリトアニアの方たちには、パウダーにしてパックにするといった利用法があるんです。それを現地で聞いて、面白い思って購入して、日本に戻って使ってみたんですが、肌がとてもツルツルになりました。向こうの人は昔から魔よけとして琥珀は使っていて、その延長線上でパックに浄化力がとてもあるということで使っているそうなんです。琥珀のパック、あと琥珀の石鹸も売っていたりします。現地ですが普通の人にも、民間で使う美容法として浸透してます。気持ちのアップダウンだったり、そもそも感情や行動は、私達自分でコントロールすべきものなので、あまりユラユラしないようにしたいですね。自分が常に思っているのは、常に自分の一番正常な部分に戻るために、意識して戻ることがとても大事だと思っています。そのために昔はヨガを一生懸命したり、瞑想もしたりしていたんですが、今は自分が時間をしっかり取ってアクティブに何かをやるというよりは、一瞬で少し気分も整えたりして自分の正常な部分に戻す。これを行うために香りをよく取り入れています。本来の自分、穏やかな自分、静かな自分に戻るためにそういったものを使っていますね。」