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CHOYA NATURAL BEAUTY

Nov. 25 2022

『veggy』編集長、吉良さおりさんの最新トピック!

今回、お話を伺うのは、日本初のベジタリアンライフスタイル雑誌『veggy』編集長の吉良さおりさんです。
現在、発売中の『veggy』最新号のテーマは【自律神経をととのえる】。自律神経というのは簡単に言うと、内臓や代謝、体温といった体の機能を24時間体制でコントロールする神経のこと。 心と体を活発にする交感神経と、休ませる副交感神経があり、その2つがバランスを取りながら体を支えてくれているということなので、自律神経が整っていることはとても大事なことなんです。
どうして今回の企画が【自律神経】なのかを吉良さんに聞きました!

「季節の変わり目は自律神経が乱れがちですし、女性は特に冬は冷えなどもあります。基本的に自律神経はあらゆる症状に関係してると言われています。精神面、もそうですし、体のいろいろな箇所もそうですし、それこそ筋肉痛から風邪までと、いろいろなことに関係しているといわれています。どんな方にも該当しているのかなと思い、今回、特集してみました。自律神経からいろいろな症状を見てみることも面白いかなと思い、例えば歯科医の先生に自律神経と歯の関係や、口腔内の関係などを聞いてみたり、精神科の先生にメンタルなど、精神面からの自律神経のアプローチのことを聞いてみたり、本当にいろいろなジャンルのドクターに聞いてるので、面白い内容になったと思います。」

今回の『veggy』には、自律神経をととのえるための食材や様々な方法がピックアップされていますが、吉良さんが大切にしているのは呼吸法です。

「呼吸はそんなに意識しなくても割と整えられる状態ではあるのかなと思い、普通に歩いてるときも、割とヨガの呼吸を自然にできるようになってるので、呼吸を整えるだけでいろんなことがスムーズに行えます。例えば筋肉を動かす時、体を柔らかくしたいと思ってストレッチをする時は、必ず呼吸と合わせて曲げたり伸ばしたりする必要があるんです。トレーナーの人だったら知ってると思いますが、呼吸に合わせて動かさないと伸びるものも伸びず、逆に筋肉が強張る原因になる時もあります。筋肉が強張る時は、必ず呼吸を止めてる時なんです。呼吸が止まってるときは、筋肉が固まってしまうんです。自分が焦ってる時や、何か怒ってる時には、絶対に自律神経が乱れていたりするんです。イコール、呼吸も乱れていて、呼吸が浅かったり、何かそういうときにしっかりと呼吸をすると自分の感情も整えることができると思います。」

吉良さんが日頃おこなっている呼吸法についても聞きました。

「やはり腹式呼吸です。吸う時は鼻から吸って、できれば鼻から出します。片方の鼻で呼吸して逆の鼻呼吸するなど、ヨガの呼吸法には様々なバリエーションがあります。単純な腹式呼吸だったら丹田と言われ、お腹のおへその少し下の辺りを意識しながら、最初にしっかり吐いて、お腹がしっかりへこんだ後は意識しなくても空気を抜くと勝手に入ってきます、ですので、意識するのは吐く時だけという呼吸法です。ヨガでは、長く呼吸することができる人ほど長生きできると言われています。素潜りする方はその呼吸法を取り入れたりすることが結構あるなど、長い呼吸はすごく大事なんです。一つの呼吸に対して長くするということが、実は結構難しいのですがコツがあり、私はヨガのトレーニング時に体感して覚えられたので、何かあったときに呼吸を整えるっていうのを自然とできるようになっています。」

さらに、吉良さんは、自律神経をととのえるためにこんな方法もオススメしていました。

「ちょっとしたハーブや漢方も紹介してるので、漢方屋さんに相談してみるとかもいいかもしれません。おすすめの漢方屋さんを何軒が紹介していて、漢方の専門の方にもお話聞いてるので、気になる方には面白いかと思います。いわゆるお薬やサプリメントとしての漢方とかというよりも、こだわったところでは高麗人参を売っているので、生の高齢人参を買ってそれをスープの隠し味にちょっと入れてみたりします。高麗人参はかなりクセがあるので、隠し味にしています。例えば人参のポタージュや普通のいろいろな野菜を入れたミネストローネのようなスープに、少しだけ入れます。沢山食べるものではないので、本当に少しでいいと思います。流行のものが気になる時期に、少し予防として取り入れるなど、そんあ感じで取り入れるのがいいかなと思っています。」

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