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CHOYA NATURAL BEAUTY

Apr. 7 2023

佐賀県加唐島の椿油のみを使用したシンプルなケア製品【TBK】

今回は、この時期にフレッシュな新物が出る、佐賀県唐津市にある佐賀県最北端の島『加唐島』の椿油をご紹介します。お話を伺うのは、株式会社バーズ・プランニング 代表取締役の松尾聡子さんです。
松尾さんは、13年前にこの地で起業しましたが、いったいどんな会社なんでしょうか?

「デザイン会社をしながら地域をどうデザインするかっていうことに目を向けたときに、地域商売である椿油に目をつけ、その椿油を主成分として基礎化粧品を作ってます。椿油をメインとした食品も作ったり、そういう活動をしています。私の生まれた場所が唐津市の呼子町というところなんですけど、この椿油はこの呼子町から大体船で20分ほど行った場所にある加唐島という島にあたる地域素材になります。私は15歳の時に呼子から離れました。その時は本当に嫌いでこの街を出ていったのに、デザイン会社として戻ってきた時に全然仕事が無く、全然食べれない時期が続いていた中で、地元の人たちがそれでもデザインのお仕事を少しずつでもくれるようになって、「困りごとがあったら何でも言ってきいね」とか、本当に商売人として何もわからなかったことを地元の人たちが教えてくれました。嫌いで出たのに、何かここに残るようなものをと。呼子はイカがとても有名なんでが、イカに次ぐ何かみんなが持って帰れるもができないかなとかも思いましたし、そういう形で恩返しというか、そういう言葉の活動ができたらいいなと思っています。」

加唐島の椿油、他のオイルとはどんな違いがあるのでしょうか?

「加唐島の椿油は日本書紀にも椿の島と書かれるほど、椿の島としても昔から有名なんです。何が違うのかをよく聞かれますが、一番の特徴は絞り方です。加唐島の椿油はそのままの生搾りで、コールドプレスで絞ってます。その熱の影響が無いため、成分はそのまま残った状態で搾油されるので、本当に肌なじみがいい、サラッとして透明度も高く、とても品質の良い椿油になってます。天然ヤブ椿で違います。全て自生してる椿なんです。なのでそもそものそのパワーが違うというか、肥料も農薬もやってない、しかも下に落ちた種は使わないんです。木になっている実を取ってその実をを自然乾燥させて、自然に実が割れるのを待って、それをそのまま乾燥させてコールドプレスで絞るっていう製法で生産しています。落ちた実は湿気もそうですし、例えば虫食などの恐れがあります。品質を管理するために、今では町内放送で「今日から1週間、種を取ってくださ。」といったような放送がされて、大きさのばらつきがないように、品質のばらつきがないように、島で徹底してやってます。」

基礎化粧品としての椿油の使い方を聞きました。

「美容オイルの一番のおすすめの使い方は、お風呂上りに濡れたままのお顔や、濡れたままの体にオイルをすり込むことです。濡れたままの状態でオイルをすり込むことで、お顔の上で乳化させ、その後に化粧水を使用します。基本的には化粧水をしてからオイルをされる方が多いですが、オイルを先にしてその後に化粧水オイルが導入剤というかブースターの役割を果たして、その後にお化粧水、乳液で整えられることがおすすめです。椿油にはオレイン酸が沢山入ってるので、お肌を柔らかくして浸透させる機能が働くため、保湿力もすごいんです。翌朝、本当にお肌がパーンとした状態になります。」

さらに、外側からだけじゃなくてインナーからもいいオイルを!ということで、食用の椿油もあるんですが、どんな特徴があるのでしょうか? 

「香りはちょっとこっくりするようなナッツ系の匂いを感じると思います。自ドレッシングのオイルとして使っていただいたり、炒め物などにオリーブオイルのように使用するイメージです。使用する際には、全て椿油で使っていただくのが一番おすすめです。最近、私は椿油のアヒージョを作ったり、パンにオイルで塗ったりしています。あとは椿油を使って天ぷらをするっていうのが、この地域では最高の贅沢だとよく言われています。椿油を使用することで、罪悪感のない天ぷらになります。私は椿油を結構飲んだりするので、普通の油で揚げるよりも、軽い感じになると皆さん言われてます。100%椿油にしなくて大丈夫なので、100%の油に対して大体30〜50%を椿油にして揚げてみてください。」

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