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小豆島の食べるオリーブオイル、島のパスタソース
今回は、麺にも合う安心・安全でおいしい調味料を手掛ける、株式会社 共栄食糧 専務取締役の金森久さんにお話を伺います。
共栄食糧は、香川県小豆島にある企業なんですが、どんな調味料を作っているのでしょうか。
まずは共栄食糧がどんな企業なのかを聞きました。
「私どもは瀬戸内海の小豆島あり、小豆島の特産である手延べそうめんの製麺所としてスタートしたメーカーです。そうめんを製造してきている中で、どうしても夏場に限定されてしまうイメージがありましたので、そこで通年でお楽しみいただける商品作りということで、オリーブをメインに麺生地に練り込んだパスタやラーメンなどを製造してきています。香川県、讃岐といえば讃岐うどんが有名かと思いますが、小豆島は古くは江戸時代から手延べそうめん作りが盛んに行われてきてました。歴史としては400年以上前からになります。手延べそうめんの技術を承継する製麺所として、40年近く前にスタートしました。パスタやラーメンの製麺ができれば、やはり美味しいスープやソースといったものが欲しくなり、今ではパスタソースやオリーブオイル漬けなどを全て自社で製造しています。」
香川県の小豆島で麺づくりが盛んになったのは、どうしてなんでしょうか。
「古くから島ですので、塩田もあり塩作りも盛んに行っていました。小豆島のそうめんの特徴といえば麺を作る時に油を使用するんですが、小豆島にはごま油の工場もありまして、そういったところで様々な素材が揃えやすかったということもあります。海上交通も貿易も盛んに行われてきてましたので、そういう歴史もあり製造ができるようになったのではないかと思っています。小豆島にそうめんが伝わった流れは、奈良の三輪そうめんんなんだそうです。小豆島で農業をされていた農家さんが、冬場の農業作物ができない時期に何か兼業でできないかということで、そうめんの技術を持ち帰ったのが始まりと聞いています。」
2000年頃に食べるラー油ブームがあった時、食べるラー油があるなら食べるオリーブオイルがあってもいいのでは?と開発したのが、【食べるオリーブオイル】。このイチオシの調味料についてのこだわりを聞きました。
「オリーブオイルと言えば、世界的に著名な産地はイタリア・スペインが挙げられると思います。スペインでは古くから魚介や果物を漬け込んだコンフィっていうものがあります。そういった商品できないかということで、独自の商品作りを進めていく中で、オリーブオイルに漬け込む素材を何にするのかということに、車内でとても悩みました。瀬戸内ですから瀬戸内らしいものをということで、瀬戸内海のちりめんじゃこに行き着きました。ただし、ちりめんじゃこだけでは少々物足りないということで、いろいろな調味料、12種類の素材を使って少し具沢山に仕上げているのが、うちの食べるオリーブオイルの特徴になっているかと思います。小豆島のご飯のお供ということで、温かいご飯に乗せて食べていただくのが一番オーソドックスな食べ方かなと思います。やはり私どもは麺屋でそうめんを製造していますの、そうめんのめんつゆに入れていただき、すだちなども入れていただくのが非常に美味しく、おすすめしています。オリーブオイルにも様々な具材の旨みが溶け込んでますので、具材の旨味が絡みついて、最後まで美味しくいただいて頂けると思います。食べ過ぎ注意報を出すぐらい美味しいです。」
もう1つのオススメが、【島のパスタソース】です。5種類ある中で、オススメを聞きました。
「中でもペペロンチーノは一番人気です。オリーブ果実を刻んだものをたくさん入れていますし、オイルはペペロンチーノだけはエクストラバージンオリーブオイルで非常に香り高く仕上がっています。シンプルがゆえに味を決めるのが非常に難しいかとは思いますが、うちの島のパスタソースペペロンチーノは茹で上がったパスタに和えるだけで、あの本格パスタがお楽しみいただける一品になっていると思います。あとはジェノベーゼです。バジルは国産のバジルを使用し、チーズも北海道のチーズを使用しています。隠し味に小豆島のお醤油を少々加えたりなどしていまして、こちらも非常に人気のあるソースになっています。」
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