「番組を聞いてミョウガを注文したい」と明記して、谷農園までメールにてお送りください。
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今が旬!高知県『谷農園』の国産ミョウガ!
今日は、夏になると出番の多くなる野菜といえば「ミョウガ」。
そんなミョウガを育てている、高知県高知市の谷農園 代表・谷泰志さんにお話を伺います。
まずは、谷農園はどんなところなのかを聞きました。
「高知県高知市にある谷農園は、ハウスを4棟持っています。私が農業を始めたのは7年前でした。高知はミョウガの生産量が日本一で、栽培は1年を通じて年間およそ16トンのミョウガを出荷しています。ミョウガは、東アジア、中国にも自生していますが、アジアの方では香味野菜ではパクチーなどはありますが、ミョウガはあまり食べられておらず、意外に日本からが輸出をしています。出荷先は主にJAを通じて一般量販店で販売していますが、直接販売も少量行なっていて、首都圏のイタリアンやフレンチ、和食のお店にも納品しています。ミョウガには薬味のイメージがありますが、まだまだ可能性があると思っていて、特にイタリアンフレンチのシェフには喜んで使ってもらっています。私自身、一番びっくりしたのは、ミョウガがパフェに使われたことです。それには、びっくりしました。」
谷さんが手がけるミョウガのおいしさを聞きました!
「もともと持っている香りと味が変わるとミョウガではないと思っているので、実際のところミョウガの味としての大きな違いはありません。ただ、ご厚意にしている飲食店のシェフの方に話を聞くと、谷農園のミョウガの特徴として、“ミョウガの持っている水分が多い”、“ミョウガ特有のえぐみがすくなく、様々な料理に合わせやすい”、“ふつうのものよりも日持ちがする”と、この3点を言っていただけることが多いです。日にちが経ったミョウガなどもあるので、私の方でも最短で納品して、そういった部分で鮮度が命なんだなと思います。」
ミョウガ農家の谷さんおススメのミョウガ料理!
「ミョウガは基本的には薬味で使うことが多いと思いますが、様々な料理に使えます。ピクルスにしたり、豚バラ肉巻きにしたり、天ぷらやかき揚げなどです。そして私のおススメのベスト3をご紹介します。まず1つめは、アヒージョの具材として使って欲しいです。オリーブオイルの中に具材としてミョウガを半分、4分の1に切って入れて頂くと、ミョウガの香りがオリーブオイルに移ります。それをバゲッドにジュッと乗せて、パクッと食べると非常においしいんです。2つめは、お味噌をつけてそのまま丸かじりして下さい。これが本来のミョウガの味を味わって頂ける食べ方です。それと最後はの3つめは、私の妻が名付けた『やみつきミョウガ』です。ミョウガを千切りし、それに一般で売っている塩こうじとごま油であえます。たったそれだけで一品料理ができますので試していただければと思います。」
最後に谷さん、こんなお話もしてくれました!
「ミョウガの栽培は非常に難しくて、簡単にはできません。毎年同じようなつくり方をしていても同じようにはできません。栽培の環境やミョウガの状態、ミョウガと話をするというのは言い過ぎですが、ミョウガの状態を見て、肥料のやり方、水の量、気温などを調整していくのが難しいのですが、そこがやりがいでもあります。ミョウガはわがままで、ちょっとした環境の違いなどで、ワガママで生えてこなくなったりします。ミョウガの木が生えてきたり、その時の私の管理の仕方でミョウガの生え具合が変化してくるので、扱いにくく栽培しにくいといった難しさがあるんですが、そこに挑戦していくのが楽しいと、今感じています。」
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