今回は、香りから爽やかになれるアイテムをご紹介。
国産のアロマオイルを主に取り扱う、株式会社デイリーアロマジャパンの営業部取締役部長の可兒宏基さんに、お話を伺いました。
元々はアロマテラピー用のエッセンシャルオイルを販売していた株式会社デイリーアロマジャパンは、過去10年で国産精油を使った化粧品に展開。高知県産のゆずや北海道のハッカ、瀬戸内レモンなどを使用し、香りを日常で使いやすい商品に転化し、特にゆずの精油をハンドクリームに入れることから始まり、他の小売店で扱うエッセンシャルオイルやアロマテラピーとの差別化を図ってきたそうです。
今の時期のおすすめは、北海道滝上町産のハッカ油を使用したボディーミスト。この地域は日本のハッカ生産の9割以上を占めており、「北見ハッカ」としても知られています。滝上町で栽培されたハッカの精油を使用し、自然な冷却感を提供することを目指して作られており、メントールは含まれていますが、肌に優しい仕上がりに。ボディーミストは、汗をかいたときや朝の外出前など、全身に使える便利な商品です。
高知県でゆずの精油を生産している工場と知り合ったことがきっかけで、国産のゆずアロマを使ったアイテムをラインナップされたそうです。その地域ではゆずが多く栽培されており、使用後の皮が山道に捨てられ、土砂崩れなどの問題を引き起こしていました。そこで、捨てられるゆずの皮から精油を抽出する取り組みが始まり、こうして作られたゆず精油を使った化粧品は、環境問題の解決にも寄与しており、現在、この製品は国内外で人気があり、お土産としても喜ばれているそうです。
そんな株式会社デイリーアロマジャパンのアイテムの中で、最も人気のある商品は『ハンドクリーム』。年中使えるさっぱりとした使い心地が特徴で、夏でもクーラーで乾燥する方におすすめ。精油が含まれており、塗ると体温で香りが広がり、まるでゆずを剥いた時の自然な香りが楽しめます。他にも『ゆずのウォータリーUVジェル』と『ゆずのジューシーフェイスマスク』もおすすめ。フェイスマスクはゆずセラミドやビタミンC誘導体を配合し、保湿力を重視。UVジェルも保湿成分を含み、全身に使える製品となっています。
