Jan. 20 2017
帽子工場へ大潜入!
ナビゲーター稲葉友が、東京の今を支えている、オモテだけでなくウラの一面、意外な一面、ディープな一面を直撃!
今回は、台東区浅草橋で帽子を作り続けて50年以上になるという、「松野製帽」へ行ってきました。
ファッションブランドや企業からのオーダーで、帽子を作りされていて、もとはベビー服や子ども向けの帽子、婦人用の帽子の一部を作っていたそう。
現在は、帽子づくり専門として浅草橋にある工場のほか、タイ・中国などでも製造をしています。
「松野製帽」三代目の松野哲さんに様々なお話しを伺いました!
◆帽子作りの工程
帽子づくりは大きく3つの工程、「裁断・縫製・仕上げ」があります。
ブランドやお得意様などから「こんなものを作ってほしい」と、デザイン画と共に、注文が入ったら、まずはそれをもとに、型紙をおこします。
そして型紙をもとに、何度も布を裁断、縫い上げ、試作を繰り返して、クライアントの希望する商品を完成!
取材の際は、すでに夏物の帽子づくりをされていて、ファッションと同様、半年前にはすでに次のシーズンの商品に取り掛かっているんだそうです。
◆帽子づくりでは「裁断」がカナメのひとつ!
一番難しいのは、斜めに裁断することだそう。縦横に裁断するのとは違い、曲がったり伸びたりするので一人前に裁断を行えるようになるには1年くらいかかるのだそう!
普通の紙で折り紙のように折るコツをミニチュアスケールで教えてもらい、あとは繰り返し練習あるのみ!
家族・親戚で自慢の帽子を作り続ける「松野製帽」の帽子、江戸っ子でまさに職人技が光る1品でした!
松野製帽