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NN Seimei WORK INSIDE

Mar. 24 2017

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創業150年!老舗の足袋屋さんへ体験取材!

ナビゲーター稲葉友が、東京の今を支えている、オモテだけでなくウラの一面、意外な一面、ディープな一面を直撃!

今回は、創業150年になる老舗の足袋屋さん、「向島めうがや」さんへ行ってきました。
江戸時代創業の「めうがや」は、向島という場所柄、昔から料亭に勤めている方々や、踊りを習う方、花街にお勤めの芸者さんたちにごひいきいただいているそう!
現在は、五代目の石井芳和さんとその息子さんである六代目の健介さんが、店先にある作業場におふたり並んで足袋をひとつひとつ丁寧に作ってらっしゃいます。

◆「めうがや」の足袋のこだわり

足袋は綿素材が基本です。なので夏場は蒸れずに冬も温かい!
股がわかれていることで力が分散するので、余計な力入れずにスムーズに履けるのもポイント。
めうがやの足袋はお祭りで使われる足袋とは違います。
祭りなどではくのは「地下足袋」。めうがやでは「おか足袋」といって、舞踊や茶道をする際にはく足袋です。
皺のひとつない凛としてピシッとした足袋を履けば背筋もシャキッとしますし、所作も美しく、それだけ裕福な時間が流れます!

◆とても奥深い足袋作り
足袋作りは、大きく5つの工程があります。
「お誂え」というオーダーメイドシステムの「めうがや」では、注文を受けたらまずはお客さまの足を事細かに採寸します。
人によって足の甲の高さや、かかとのカーブ、肉付きなどが全く異なるため、採寸箇所は30にも上るそう。
採寸のあとは、昔ながらの道具を使っての「型紙づくり」、「生地の裁断」と進み、「縫製」して「仕上げ」ます。
縫製こそ5台のミシンを使って縫い上げていますが、その他はすべてが手作業。
型紙は代々伝わる「丸裁ち包丁」を使って切るなど、職人としての長年の経験と勘がモノを言います。

取材では、足袋の仕上げ作業に挑戦してきました!
ぜひ動画もチェックしてみて下さいね!

向島めうがや

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