東京の裏側を支える仕事と人にフォーカス

NN Seimei WORK INSIDE

Dec. 30 2016

楽譜を書き写す“写譜”のお仕事に潜入!

ナビゲーター稲葉友が、東京の今を支えている、オモテだけでなくウラの一面、意外な一面、ディープな一面を直撃!

今回は、楽譜を書き写すお仕事“写譜”というお仕事に潜入してきました。
お世話になったのは、写譜集団の老舗ハッスルコピーさんのベテラン写譜である柳田達郎さんと、写譜としては駆け出しの佐藤蓉子さん!

◆写譜とはどんなお仕事?

作曲家や編曲家が作ったスコアをそのまま使ってオーケストラやバンドが演奏する事はありません。
写譜さんがスコアから、それぞれパートごとに書き写して、省略されている部分を丁寧に仕上げて演奏できる形にするのが写譜さんのお仕事です。
ハッスルコピーさんでは、NHKや民放各局の音楽番組で使用する楽譜、ミュージシャンのコンサートで使用する楽譜などご担当されています。

◆写譜さんが心がけている美しい楽譜とは?
「同じ写譜さんが書く楽譜でも書き方からはそれぞれ個性がでます。
この道26年の柳田さんが心がけているのは“見やすい譜面”、そして見て美しい流れるような譜面を作る事!
それゆえに手書きで譜面を書くという拘りもあり、写譜歴3年の佐藤さんから見ると柳田さんの楽譜は正統派美人なんだとか!
コンサートで自分が手がけた楽譜を使って演奏されていたり、そしてその楽譜が100年後、200年後も使われていく事が写譜さんのお仕事のやりがいでありロマン!
私たちが普段コンサートやライブ、音楽番組で聞く音楽には写譜さんたちの美学が詰まった楽譜のおかげなんですね♪

取材では、実際に稲葉がト音記号の書き方を教えて頂きました。
写譜ペンという特殊な万年筆のようなペンを使って五線譜に書いています!
かわいいト音記号が書けてご満悦な稲葉友の様子をぜひ動画でチェックしてみてくださいね!

ハッスルコピー

ホームページ >>

バックナンバーはこちらから