東京の裏側を支える仕事と人にフォーカス

WORK INSIDE

Sep. 01 2017

防災を学習!消防士さんに入門!

9月1日は「防災の日」ということで、今週はJ-WAVEのある六本木ヒルズも管轄という、「麻布消防署」のみなさん全面協力のもと、消防士体験をしてきました!

◆都民の生命や財産守る、消防士のお仕事

麻布1小隊長消防司令補である須田紘一郎さん曰く、消防士のお仕事は火災現場での消防・救助・救急活動にとどまらず、火災を未然に防ぐために予防業務や新しい建物を作る段階から防火安全に関する指導や検査、建物の階段や廊下に避難障害がないかの査察業務などさまざま。さらに、災害発生時に被害を最小限に食い止めるために、日ごろから都民に初期消火、応急救護の方法を教えるなど、多岐にわたります。都民の生命、財産守るために、あらゆることがらに関わっているお仕事です。
消防士さんたちは、三交代制の24時間勤務。救護消防活動のほか、毎日敷地内で近隣住民の騒音迷惑にならないよう留意しながら訓練もしています。また、体力維持のためのトレーニングも欠かさず行っているそうです。

◆20キロもある防火衣
そんな毎日の訓練のひとつには、防火衣と呼ばれる、消火活動の際に着用する服に着替える訓練もあります。防火衣は上下燃えにくい素材を使った服で、無線機や空気ボンベ、防火帽まで含めるとトータル20キロもの重さになります。出動要請があったら、この防火衣を1分以内に着用して、消防車に乗り込むのがアタリマエ!教えてくださった平野さんは45秒で着用されていましたが、稲葉は、3分もかかってしまました。コレも日ごろの訓練のたまものですね。

◆家具固定の備えもしよう!
須田さんから改めてアドバイスをいただきました。「地震などの際ケガを負う方の30~50%は、家具の転倒が原因。日ごろから家具転倒防止のために備えておきましょう」。

防火衣の着装訓練に挑戦している動画もチェック!

東京消防庁

ホームページ >>

バックナンバーはこちらから