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2023.12.08
石井リーサ明理 (照明デザイナー)

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2004年独立し、東京とパリにI.C.O.N.を設立。斬新なデザインと照明トレンドを発信。国立競技場、銀座・歌舞伎座、京都南座等のライトアップを手がける照明デザイナー・I.C.O.N. 代表 石井リーサ明理さんが登場!

現在横浜・山下公園で自身が企画デザインを手がける「イルミーヌ・ヨコハマ2023」が開催中の石井さん。国内外で様々な照明デザインを行ってきたキャリアを深掘りしていきました。石井さんは照明に興味を持ったルーツについて、フランス・パリへの留学時代について語り、もともとアートに興味があってパリに留学した中で「光の都市パリ」と言われる光景を人為的に作ること、「これを作る人がいる」と言うことに衝撃を受けたそうです。
母は照明デザイナーの石井幹子さん。川田さんが英才教育があったのかと尋ねると「全然でした」と石井さん。やれと言われなかったことがよかったそうで、前述の通りアートに興味があったパリ留学時代「照明デザインということは思っていなかった」が「美しい夜景の街に暮らして」、「光を素材にクリエイションする」ことに興味をもち「それって照明デザイナーだよね」と逆算していくことができたそう。

<プロフィール>

石井リーサ明理
照明デザイナー
I.C.O.N. 代表

国際照明デザイナー協会(IALD)正会員、フランス照明デザイナー協会(ACE)理事、照明コンサルタント(社団法人照明学会認定)、東京の観光振興を考える有識者会議委員、国際見本市「メゾン・エ・オブジェ・パリ」招待デザイナー、リヨン光の祭典アーティスト大使。

東京生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。その間、アメリカ、フランスにてデザインを学ぶ。ハワード=ブランストン&パートナーズ社(N.Y.)、石井幹子デザイン事務所(東京)勤務後、ライト・シーブル社(パリ)のチーフ・デザイナーに抜擢される。2004年独立し、東京とパリにI.C.O.N.を設立し、斬新なデザインと照明トレンドを発信し続けている。国際的なネットワークとノウハウと照明への深い造詣を駆使し、都市計画、建築、インテリア、美術展、イベント、舞台等、世界各国の照明プロジェクトに従事。

主な照明作品 : ポンピドーセンター・メス、シェルブール給水塔、ボルドー市サン・ミシェル地区再整備計画、シャンティイー城イギリス式庭園、イブ・サンローラン美術館(マラケッシュ)、パルファン・クリスチャン・ディオール・ブティック(パリ)、バーゼルワールド エルメス・ウォッチ・パビリオン(スイス)、国立競技場、銀座・歌舞伎座、京都南座等のライトアップ。
パリ・ニュイブランシュ、リヨン光の祭典へのライトアート作品出展。
エッフェル塔(パリ)、コロッセオ(ローマ)やブランデンブルグ門(ベルリン)での周年記念イベント。

国際照明デザイナー協会エクセレント賞、国際照明学会デザイン賞、フランス照明デザイナー協会グランプリ、リヨン光の祭典グランプリを始め、多くの国際的な賞を受賞。

照明デザイン以外でも、教育、講演、プロダクト・デザイン、アート制作等を積極的に進める。出版:作品集「アイコニック・ライト」。著書「光に魅せられた私の仕事〜ノートル・ダム ライトアップ プロジェクト」、「都市と光〜照らされたパリ」。
文藝春秋による「日本を代表する120人の女性」のひとり。

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