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ROAD TO INNOVATION
20:10 - 20:35
各界のイノベーターやクリエイターをお迎えし、仕事へのこだわりや、
未来へのビジョンについてうかがいます。
- 2024.07.05
- 杉山央
2000年森ビル株式会社に入社、2023年には虎ノ門ヒルズ 「TOKYO NODE」施設責任者として体験型展覧会を連続して手掛け、2024年6月に独立。2025年大阪・関西万博や2027横浜国際園芸博覧会で新たな体験づくり・施設プロデュースを行う、ART+TECHプロデューサー 杉山央さんが登場!
森ビルには「24年間いた」という杉山さん。川田さんが特に印象に残った事例としてあげたのは「チームラボボーダレス」。「初年度に230万人来た」そうで、ニューヨーク近代美術館(MoMA)が年間270万人来場と言われることを引き合いに「世界を代表するような美術館がいきなり日本に生まれた」と杉山さんは表現。現在は麻布台ヒルズに移転。「とっても変わりましたよ」「全ての作品がアップデートされていて、クオリティが圧倒的に違います」といい、作品は「麻布台ヒルズの中にあるボーダレスのために」作られたものだといいます。
「アート」への捉え方についてのトークでは、「現代アート」の枠組みにいる人以外にも「自分の中にしっかりとした価値基準を持っている人は全員アートだと思っている」「外から言われているんじゃなくて、自分が作りたいからやる、それがアーティストなのではないか」と杉山さん。独立後についても「これからも表現者と一緒に都市に体験価値を作ることをやりたい」「これからはフィールドを広げて」と展望を語りました。
<プロフィール>
杉山 央(すぎやまおう) Ou Sugiyama
ART+TECHプロデューサー
2000年森ビル株式会社に入社。都市開発事業本部、タウンマネジメント事業部を経て、2018年「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」室長に就任。2023年虎ノ門ヒルズ 「TOKYO NODE」施設責任者としてRhizomatiks、蜷川実花等と体験型展覧会を連続して手掛ける。
2024年6月に独立。2025年大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちのあかし」計画統括ディレクター、2027横浜国際園芸博覧会テーマ事業館・展示ディレクターとして新たな体験づくりと施設プロデュースをする。
祖父は日本画家・杉山寧と建築家・谷口吉郎、伯父は建築家・谷口吉生と小説家・三島由紀夫。
写真:©LESLIE KEE
