時代の気になるキーワードを解説
2020.05.26
OMUSUBI自体の仕組みを説明すると、OMUSUBIには審査を通過した
保護団体がおよそ140団体登録されています。ここから譲渡までの基本的な
フローをご説明しますと、まずサイトで犬猫の情報を見る、また譲渡会の
情報もOMUSUBIで見れるのでそちらを見ていただいた上で会って
いただくっていうことで最初に出会いがあります。出会ってから迎えたい子が
決まりましたらOMUSUBIのサイトからエントリーする事が出来ます。
その後面会を団体のシェルターとか預かりボランティアさんのお宅で
していただいた後に1週間から1ヵ月ほどのトライアル期間を経て譲渡決定
という流れになります。過去にはOMUSUBIが主催して大規模な譲渡会を
行ったこともありました。今は出会いの大きなきっかけの1つになる譲渡会の
開催が難しいので私たちはオンライン譲渡会の開催をするというところに至りました。
オンラインOMUSUBI会では公式のInstagramアカウントを使って
保護犬猫の情報発信を行うことで新たな譲渡機会を創出しようと試みています。
具体的には家族募集中の犬猫たちの写真にフレームをつけた投稿や保護団体が
投稿した動画のシェアをするとともにより多くの出会いのきっかけづくりに
つながるように皆さんへのシェアのお願いを積極的に行っております。
一つ一つの投稿は純粋に可愛いなぁとポジティブな気持ちで
シェアしてもらえるように一匹ずつキャッチコピーをつけたデザインのものに
なっております。また毎回異なるテーマカラーをつけていてこれには様々な
バックグラウンドを持つ彼らの多様性を魅力として伝えたいなという思いが
こもっています。今後もしばらくは密を避けようという状況の中でコロナ収束以降も
オンラインを活用する動きはスタンダードになっていくのではないかと考えています。
そのために私たちは様々な形でオンライン活用サポートを行いSNSでだけではなく、
OMUSUBIのサイト上でも保護団体と連携したライブ配信などを実施していきたいと
考えています。保護犬猫たちは一匹ずつ様々な背景を抱えています。野外繁殖で
保護された子やペット流通から漏れてしまった子、飼育放棄された子など、
それぞれです。弊社代表大久保の愛犬コルクは内股であるというそれだけの
理由で流通から漏れてしまった子です。よくあるのは顎が短すぎたりとか
ちょっと長かったり出っ歯だったりそれを人間の基準でこの子には商品価値が
無いと定めて流通から漏れてしまうパターンが結構多いんですね。見た目の
基準が歴史上強く残っているというのがあるかと思いますね。