2018年7月 4日 01:54
#18 ピュアモンスター襲来!
純粋と言うこと以外はほとんど謎のプロデューサー阿部広太郎さんがゲストのこの日、前の番組は松居さんの同郷・福岡のスター藤井フミヤ先輩がご出演とあって、番組前に打ち合わせに向かう松居さん。スタジオで粛々とM日記をしたためていたMプロデューサーことMちゃんは、その歴史的瞬間を一目見ようとスタジオから身を乗りd・・・ゴンっ!!!!
慣れ親しんだはずのJ-WAVEのスタジオでガラスに衝突するMプロデューサー。
((この人めっちゃピュアやん・・・///))
スタジオにいた誰もがそう思った、いつもよりもFM、ピュア増し増し、でお送りしたJUMP OVERであります。
さて、ラジオ局と言えばTOKYO FMということで六本木ヒルズではなく半蔵門に行ってしまった(ていの)阿部さんが来る前に行ったのは・・・
『出演者オーディション 締切報告ぅ〜!』
来年2月、J-WAVE開局30周年を記念して、下北沢・本多劇場でやる舞台のキャストオーディションですが、6月30日24時ちょうどで、応募を締切りました!
2か月以上スケジュールを挙げないといけないし、舞台の内容もよくわからない・・・なんか早口でもごもご言っちゃう演出家・・・こ〜んな不安な舞台にも拘らず、な、な、なんと締切直前の10分間に39人もの駆け込み応募があり!
結果、808通の応募が!(すごい!)
年齢層は幅広く、下は11歳から最高齢は80歳!
肩書きは役者はもちろんなんですが半分は全く違う職業の方、例えば・・・「ディズニーシーアクター」「名画座スタッフ」「植木屋」「八百屋」「清掃車運転手」などなど様々!
松居「どこにいたんだ、みんな!(笑)」
ともあれ、これから、すべての応募書類に目を通して書類審査通過者を選んで・・・諸々大きなことが決まったり、オーディション台本を書いたり、と二次審査に向けて具体的にどんどん動いていきます!
今後、新しいレギュラーコーナーとして脚本執筆で煮詰まったところを、稽古場のみんなからアイデアをもらうコーナーを作る予定。
みんなで、一緒に作っていきましょう!
そんなお知らせをしている間に阿部さんが到着!
普段TOKYO FMの番組と親しくお付き合いのある阿部さんをいじる松居さん。監督とプロデューサーという立場以上に大学の同級生、という関係が見え隠れして大変和みます。
松居さんも雪駄を脱ぐリラックスっぷり。
劇団員たちは見逃しませんでした。以下、素足感覚でお楽しみください。
阿部「確かに私、TOKYO FM大好きなので・・・」
松居「え、J-WAVEは?」
阿部「もちろん愛していますよ」
松居「どっちが好きなの?」
阿部「J-WAVEさんが大好きです」
阿部「あのー、監督本当にいいですか?本当にこれ、僕が遅刻したと思ってる人がいるので・・・」
阿部さんの名誉のためにこちらでも弁解させていただきます!阿部さん、まじめな方です!なんなら集合より早く来ていました!阿部さん、劇団JUMPOVERにお付き合いいただきありがとうございました(笑)本当に優しい方です!
松居「今、ヤバいメールがきて(笑)」
阿部「TOKYO FMのプロデューサーからですね・・・『TFMよりJ-WAVEが好きなの?』・・・TFM大好きです!」
松居「Mが悲しい顔してる(笑)」
阿部「どっちも好きです!」
阿部さんは本当に優しい人です。
さて、いまでこそこんなに仲良しな2人ですが、はじめからこんなに仲良しだったわけではありません。大学時代アメフトに励んでいた阿部さんに対し、演劇に打ち込んでいた松居さんは阿部さんから見ても「おとなしいな・・・」といった印象。そもそも込み入った話をしたことがなかったそう。
時は流れて2011年、松居さんは今回公開になった映画『君が君で君だ』のもとになった舞台『極めてやわらかい道』を上演。久しぶりに松居さんの舞台を見に行った阿部さんと久々の再会を果たします。
一方、その頃電通マンになっていた阿部さんは林先生の「いつやるか?今でしょ!」を発掘した男になっていました。
松居さんの舞台に衝撃を受けた阿部さんは松居さんに「何かやりましょう」と名刺を交換するも当時ゴジゲンでモヤモヤしていた松居さん、名刺に記された「電通」の文字に屈折した想いよぎります・・・その後「手伝いたいです」という言葉は現実に映画「自分の事ばかりで情けなくなるよ」の宣伝を担当。「こういう宣伝の仕方はどうだ」と用意した企画書、実に50枚!!!
「こんなまっすぐに・・・」と、面白いことをやりたいという阿部さんの心意気に感激。それ以来、数多く仕事で組んで来ています。
阿部「それが僕のピュア伝説ですね(笑)」
映画『君が君で君だ』を映画化するきっかけになったのも阿部さんの言葉だったという松居さん。阿部さんは阿部さんで舞台『極めてやわらかい道』に胸を打たれたといいます。
阿部「共感じゃなくて驚愕した。その時の驚きをいまだに忘れられなくて、それを映画にしてたくさんの人に届けたかった。」
コピーライターの部署から映画を出資する部署に異動した時期だった阿部さん。
劇団の活動が上手く行っていない時期だった松居さん。自分には何も残っていない・・・その後ゴジゲンは活動を一時休止。松居さんにとって、一筋の光のような言葉だったのかもしれません。
映画「君が君で君だ」は、3人の男たちが尾崎豊、ブラピ、坂本龍馬になりきって、ひとりの女の子を10年間も見守り続ける物語。阿部さんが考えたコピーが・・・
『この愛は純愛か、それとも異常か。』
言語化されない感情を映画にした松居さん。
共感できるとかできないとか、その答えはYES、NOだけとは限らないけれど、「解釈の架橋みたいなもの」にしたかったという阿部さんの想いが込められてるそうです。
松居「君が君で君だ見るなら・・・」
阿部「今、でしょ・・・!」
松居「つまったな!(笑)」
いよいよ舞台モードにシフトチェンジしていくJUMP OVER!
新コーナーの告知や大事なお知らせなどなど続きますが、聞き逃さないように、引き続きよろしくお願いいたします!
てっきりこの日、「君が君で君だ」Tシャツで来るのかな、と思ったら
・・・ポケット?なになに?
「いつもポケットに遊び心を」ですって。
はい、今週の名言名言。(棒読み)