2013年01月27日
森本千絵〜音の風景〜 (1月27日放送)
森本千絵(コミュニケーションディレクター) 現在、神宮前のon Sundaysで初めての個展を開催中。広告界で、今、最も注目されるクリエイターのひとり。敬愛する佐治晴夫博士と高木正勝さんをお招きして、トークショーを企画。当番組ナビゲーター。 |
佐治晴夫(理学博士) 1977年に打ち上げられた宇宙探査船ボイジャーに「グレン・グールドが演奏するバッハの平均律クラヴィーア曲集を載せよう」と発案した人。宇宙物理学者でありながら、パイプオルガンをも演奏する音楽好き。 |
高木正勝(ピアニスト/映像作家) 「おおかみこどもの雨と雪」などの映画音楽を始め、音楽と映像の世界で活躍。森本千絵と「TOYOTA夢のクルマアートコンテスト」「ONWARD 組曲」「KDDI sorato」などを手掛けています。 |
1月20日夜。神宮前のon Sundaysの地下。 壁一面の大きな書棚に囲まれた中でトークショーが開催されました。 ご来場頂いた皆さんだけでなく、本の中の住人たちも、トークショーの観客のよう。 この空間がすでに小宇宙! |
繰り広げられる、「音」の話、「宇宙」の話・・・ 実は、中2階にも沢山の人がいるんです。ひとつの平面上に存在するだけではない空間の立体感。やっぱり宇宙的! そして写真では見えにくいですが、トークショー出演者と、最前列のお客様の距離は極近!。膝と膝が触れ合いそうな近さです。 そして、舞台右側にはキーボードが・・・。もちろん高木さんの演奏のものなのですが、実は、このキーボードには秘密があります。 |
会場の外には、TOYOTAのプラグインハイブリッドカー、PRIUS PHVが!実は、演奏するキーボードの電力は、このPRIUS PHVから供給しています。 |
会場となっているon Sundaysでは、現在森本千絵初めての個展「en°木の実 展」を開催中!1月27日までの予定でしたら、2月3日日曜日までに会期延長しました!こんな作品がズラリ! 森本千絵の物作りのインスピレーションになったものたちがいっぱい!不思議な空間へ、是非、足を運んでください。
on Sundaysのページ
では改めてトークショーへ。
佐治先生の「45億年ぶりにこんばんわ」という挨拶でスタートしたトークショー。 「私たちは45億年前に、原子の形で太陽の周りを一緒に回っていたじゃないですか。」という一言。初めてであった人たちばかりなのに、その瞬間に会場がひとつの宇宙になりました。 |
本に囲まれた小宇宙では、いつもより早く時間が過ぎるような、時間という物差しさえも存在しないような、一瞬の永遠が生まれました。
高木正勝さんにとって「音」とは? 「耳で聴くものだから、耳で楽しむものというのがありなんですけど、たとえば目で見る写真とか映像とかありますよね、あれと同じで記録しておくもの。何か、自分の動きだったり、特に映像とビデオカメラとかの映像と近いと思うんですけど。」 |
佐治晴夫先生にとって「音」とは? 「人間はひとりでは生きられない生き物なんですね。そうすると、ひとりで生きられないということは、コミュニケーションが必要になりますね。コミュニケーションにはいろいろありますが、最も根源的なコミュニケーションというのが音によるコミュニケーションなんですね。」 |
もしかしたら今度は森本プロデュースで、佐治先生と高木さんが一緒に絵をかいたり・・・。そんなイベントもある、、、かも?を予感させる一夜でした。次回を楽しみにせずにはいられません。
番組で伝えきれなかった素敵なお話もいっぱいでした。
聴きたいですか?
では、時間を巻き戻す秘密の方法をお教えしましょう。
それは、ココをクリック!
J-WAVE STAFF| 22:51
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