秀島史香がお送りする朗読番組
「Force Club READING FOR YOUR HEART」の拡大版SP!

「あらしのよるに」シリーズから『くものきれまに』を朗読しました。

著:木村 裕一 / 絵:あべ 弘士 講談社
「あらしのよる」お互いの姿が見えない真っ暗闇で出会った
オオカミのガブとヤギのメイ。食べるものと食べられるものという
葛藤を乗り越えて2匹は友だちになりました。
オオカミのガブとヤギのメイは、ソヨソヨとうげで会う約束をします。
でも、お互いなかまにはひみつ。ないしょのともだち。
ソヨソヨとうげに向かう途中のメイを心配してメイの友だちタプは、
何度も何度も注意しにやってきます。
さぁ、ガブとメイ、今度はどんな友情に出逢えたのでしょうか?
今回、オオカミのガブを演じて下さったのは、ぐっさんこと山口智充さん。

そして、ヤギのメイを永井美奈子さんが演じて下さいました。

さらにもう1匹、メイの友だち、ヤギのタプは秀島史香が演じました。
朗読後、「役作り」や「読み聞かせ」についてこんなお話もありました。
(秀)「横目で見ていたら山口さんのお顔にキバが見えた(笑)」
(山)「ものまねもそうですが、その人になりきる時は鏡を見ない!
鏡を見ると自分しか映っていないから冷めちゃう。
だからガブも自分なりに妄想しながら朗読しました!」
(秀)「かたやチャーミングなお顔で読まれていました!」
(永)「有名な作品なのでメイに対する思いって皆さんあると思うんです。
実は、私もその1人で娘の名前が同じなんです。この作品から付けました。
中でも「わたしのなまえメイっていうんです。」って台詞は、
すごく嬉しかったですね!」
(秀)「ご自宅では絵本を開くこと多いのでは?」
(山)「うちは結構読んでいる方だと思う。昨日も読みました。
子供のためにっていうか自分が読んでいるのが好きですかね。」
(永)「絵本を読む時も一人何役みたいになりきるんですか?」
(山)「子供に絵本を渡されてほぼ初見が多い。
キャラクターも2、3人ならいいが、中には5~7人ぐらいでてくる時があるので
途中で声のパターンがなくなるですよ!台詞も途中でたしたりして(笑)
子供に「書いてないやん」ってつっこまれたりして。」
(永)「そうそう、子供も字が読めるようになったら
ママうるさいっとか言います!早く次のページって、ちょっとさみしい~。」
(山)「自分のこの幼稚園とかにも読み聞かせとか行くんです。
その中で元にある絵本のお話を変えて読むんですよ、そしたら子供たちが
ちがーう!!ってつっこむんです。そんなつっこむ余白を与える。
子供が参加できる朗読は自分自身も楽しかったです。」

今回はスペシャル企画として、54分間たっぷりと絵本の世界をご紹介しました。
そして、素晴らしいプロフェッショナルなお2人にも参加して頂き
嬉しい驚きと発見がたくさんありました!
引き続き、10分間の物語の世界へは
「Force Club READING FOR YOUR HEART」でお楽しみください。
【放送した音源はこちら】
mms://media.j-wave.co.jp/jwave/readingforyourheart/130210.wma