2022年10月30日

10/30オンエア J-WAVE SELECTION「THE SONG FOR HSU」

昨年10月に急逝したSuchmosのベーシスト・HSU

ゆかりあるミュージシャン達が語る彼とのエピソード、
そして、今聞かせたい1曲をお届けしました。

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【ハマ・オカモト】(OKAMOTO’S Ba.)
<出会い>
ライブハウス「新代田FEVER」
「俺はお前を認めてるから」そんな一言から交流が始まった。


<思い出・エピソード>
いつも褒めてくれる存在で
「よく、1から10までラインをしっかり弾けるな」
お互いのプレイスタイルの違いをしっかり言葉にして褒めてくれていた。
そして、Suchmosとの打ち上げで収集がつかずに苦労をしたな。
いい距離感、絶妙な距離感でしたね。

<HSUに聞かせたい1曲>
Easily / Bruno Major

この曲知ってるとか言われそうなんで
彼があんまり聞かなそうな曲を・・・
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【 長岡亮介】(ペトロールズ Gt.&Vo.)
<出会い>
下北沢のライブハウス「ガレージ」
SANABAGUN.で出演していた時。気高い感じがした。

<思い出・エピソード>
彼のベースは「心意気」が凄いと思った。支えるぞ、という感じ。
音を雑に弾かない。一緒に演奏したら楽しいだろうなと思った。
「亮介さんのあそこのメーカーのベース期になるんですけど」と
自分が使っているギターメーカーに興味を持ってくれて、紹介してあげたら
BASS MAGAZINEの表紙でそのベースを持ってくれていた。

さらに、dutchくんと3人でお酒を飲むことがあって、
「何かやろうぜ」とスタジオにも入っていた。
特に何も決めず、1曲何10分とか演奏して。
実はその録音した音源もあるんです。
それがその後どんな展開したのかって思っちゃいますね。

<HSUに聞かせたい1曲>
Unforgettable / Nat King Cole

今の俺の気持ち、こんな感じだよ。

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【山田健人(dutch)】(映像作家、yahyel VJ&Gt.)
<HSUの印象>
Suchmosの映像作品を手がけてきましたが
立ち姿もベースがよく似合う

映像を撮るときは、まずはYONCEを狙って、そのあとHSU。
彼が音もそうだし、バンドの骨格を担っていたと思う。
最後の方は「あんまり前に出たくない」と言っていたけど
僕はどんどん前に出たほうがいいと思っていた。

<思い出・エピソード>
バンドが活動休止してからもよく会っていて、
昨年末ごろ、長岡さんと3人で「何かやりたいね」とスタジオに入ったりしていた。
彼はさみしがり屋だから、曲作った後に飲みに行って
帰った後に電話が来きたりして。
「楽しかったね。」「飲みすぎて変なこと言ってなかった?」とか
そんな可愛い面がある。楽しくやってましたね。

<HSUに聞かせたい1曲>
The Ultracheese / Arctic Monkeys
その何かやりたいねといっていた時期に
この曲みたいなオールディーズの雰囲気、質感をうまく出せたらと一緒に聞いていた。
HSUを思い出すときによく聞く曲で。
彼は僕のお兄ちゃん的存在で、そんな匂いが漂う1曲。
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【Haruy】
<思い出・エピソード>
6月にリリースした自分のデビューE.P.「MAO」をプロデュースしてもらった。
レコーディングするたびに褒めてくれた。

“はるかちゃん”って呼ばれていて
「はるかちゃんの歌は、脱力できていてすごくいい。
 パワフルな歌に憧れるのはわかるけど、自分の良さを忘れずにね」

「今日もマジでよかった!また次のアイディアが浮かんだ!」
とLINEをくれたり鼓舞してくれてた。

作詞の方法も教えてくれて
「一年中聴いてほしいから、季語は使わなくていい」
「同じフレーズの部分は韻を意識したらいいよ」
などのアドバイスも。

Haruy自身のバンドを休止するときに
「俺もそんなんだし、人生そんな繰り返し。マジだるいよね。
 そういう時期なんだと思うし、これからやっていったらいいと思うよ」

とポンと背中をたたえてくれるような、常に味方でした。

<HSUに聞かせたい1曲>
Detends-Toi / Stella Zekri
ベルリン在住のシンガー&DJ。
この曲は80年代のカリブ海で生まれた音楽の要素がある曲で、絶対好きだろうなって。
一緒に作った「swimmer」にも通ずるものがあるんじゃないかなと思う。
そんなお話もしたかったな。
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【松任谷由実】
<HSUの印象>
彼のベースの印象は一言でいうと「存在感が凄い」

曲と一体化したベースラインがすごく聞こえてくる。
その訳は、ベースのリフから生まれた曲が多かったからじゃないかと思う。
ベースというパートだけを引いているわけじゃなく、曲の流れを引っ張っていた。

<思い出・エピソード>
復帰したライブで楽屋で「完全復帰です!」と話した思い出も。
やっぱり、横浜スタジアムのライブが一番思い出で、
天気が悪くて、他の人のライブでこんなに祈ったのは初めてでした。
雨は降っていたけれど、かえって泣けたというか“辿り着いたんだな”って感じがした。

彼が亡くなった後にSNSに文章をアップしたら、
彼のファンの方から共感の声を多くもらったんだけど
逆にどうだったかなと思った。
でも、そのあとご両親からお手紙もいただいて感謝の言葉をいただきました。

<HSUに聞かせたい1曲>
Swimmer /Haruy
一緒に聞きけたらなぁと思う曲。
お経のように進んでいく、ずーっと浮遊感で持っていかれる感じがたまらない。
すごく好きです!
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HSUくん、聞いてくれたかな?


この放送は1週間、radikoタイムフリーで聞くことができます。

J-WAVE STAFF| 23:00 | カテゴリー:J-WAVE SELECTION

2022年10月01日

10/2オンエア「J-WAVE SELECTION ASAHI INTECC DREAM TOGETHER」

毎月第1日曜日は
夢に向かって頑張る人を後押しする音楽と言葉をお送りする
「J-WAVE SELECTION ASAHI INTECC DREAM TOGETHER」をお届け。

大阪のFMラジオ局FM COCOLOで放送された内容を
ダイジェストにしてお届けします。

ナビゲーターは野村雅夫。
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この「DREAM TOGETHER」は、
夢に向かって頑張る人を後押しする「音楽」と「言葉」、
そして、夢に向かって頑張っている素敵なゲストもお迎えして
お送りしていきます。

この日の放送でご紹介した音楽は
アデルとノラ・ジョーンズ。

ゲストには、新世代ショートショートの旗手として執筆活動に加え、
全国各地で創作講座を開催するなど幅広く活動していらっしゃる
ショートショート作家の田丸雅智さんをお迎え!
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オンエアした楽曲は
■Turning Tables / Adele
※「Turn The Tables」意味は、相手に対し、形勢を逆転させること。この歌は男女の別れを歌っていますが、相手の言いなりにはならず、自ら新しい道を進みます。

■Rolling In The Deep / Adele
※怒りの沸点に達した失恋ソングですが、こちらも強く生きていく、前に進むメッセージが印象的。

■I’m Alive  / Norah Jones
※不安や悩みに立ち向かっている人、そして今からチャレンジするあなた、その状況こそが「生きているだ(I’m Alive)」ということだと歌っています。

■Carry On   / Norah Jones
※タイトル「Carry on」の意味は続行する・継続する。
私たち二人は過去にとらわれず、「So carry on」(だから、前に進みましょう)と歌っています。

■Everybody Needs A Best Friend   / Norah Jones
※「みんな親友が必要なんだ 君と一緒で幸せだよ」支え合える人が親友が居ることが、前に進む大きな力になるそんな友情ソング。


番組の後半には
ショートショート作家の田丸雅智さんをリモートでお迎え

田丸雅智さんは、
1987年、愛媛県ご出身  
東京大学工学部、同大学院工学系研究科卒業。
2011年 作家デビュー。翌年、樹立社樹立社ショートショートコンテストで「海酒」が最優秀賞受賞。ショートショート作品アラに他、執筆活動、更に小学生からシニアまで幅広い層を対象にショートショートの書き方講座を開催されています。


田丸雅智さんがセレクトした気持ちが前向きになれる音楽は
スピッツの「トビウオ」、レミオロメンの「紙ふぶき」でした。


番組のラストには、世界の偉人が残した前向きになれる名言をご紹介。

今回の名言は『サロメ』や『幸福な王子』などで知られるアイルランド生まれの詩人・作家、オスカー・ワイルドの言葉。

「「経験」とは皆が自分の失敗に対して与える名前のことだ」


「朝日インテック」

J-WAVE STAFF| 22:54 | カテゴリー:J-WAVE SELECTION


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