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2021.12.14
- 人前で話す時、気にしていることありますか?
- 12月14日火曜日
今朝のテーマは『人前で話す時、気にしていることありますか?』
メッセージ・Twitter・Instagramのコメントでは、
話すことをまとめる
下を向かず前を向くことを心掛けている
前後左右で見る人をある程度決めておく
ゆっくり話すこと
余裕があったらユーモアを入れる
聴いている人の時間をもらっていることを意識する
…などなどがありました!
今朝は、あがり症克服教室「ヴィゴラスマインド」の代表、
金光サリィさんにお話しをお伺いしました。
【あがり症克服教室「ヴィゴラスマインド」HP】
- 緊張のメカニズム
- 例えばちょっと想像してみると、
何か急に獰猛な動物が襲ってきたとか、
危険な目にあうと身を守るために交感神経が優位になって、
動悸、震え、発汗の症状が起きます。
これが防衛本能や闘争反応という、
脳の身を守るための反応なのですが、
これが人前でも同じように何か失敗しちゃったとか、
恥をかいちゃったというな経験をすると、
同じような反応が起きるんです。
この経験がすごく強烈だったり何度も繰り返したりすることで、
脳の中で人前=危険と記憶されちゃうわけです。
脳の中に記憶されたまま人前に出ると、
反射的に動悸や震えが起きやすくなる。
ネガティブな経験があったからこそ、
危険だなって思う機会にパッと出てくるっていうようなことだそうです。
- 克服術
- 具体的にやっていくことは結構シンプル。
大きく二つ。
一つがセルフイメージを変えようという内容。
「私、本を読まない人間なんです」っていう人。
これがセルフイメージですが「本読まない人なんです」っていう人は目の前に本が置いてあっても、
多分読むっていう行動しない。
これと同じで、「私人前苦手だ」と思いつつ人前に立つと
やっぱり苦手な自分を演じてしまう。
なので、新しいセルフイメージと「人前大好き」とか、
「こんな風に話す自分になりたい」と新しいセルフイメージを作って、
自分にインストールする方法。
もう一つが大成功の本番の絵を書いて、
それを何度もポジティブな感情と共に見るっていうことによって
成功の記憶を強制的に自分に取り込んでいく方法。
これがイメージトレーニング。スポーツの世界では結構聞きますよね。
一般的なイメトレは「頭の中で想像してください」と投げかけられるが、
苦手なものに対してなかなかイメージできないんです。
人前が苦手と思っている人がイメトレをしようと思っても、
なかなか頭の中でいいイメージがわかない。
なので、人前で楽しくしゃべる自分と楽しく聞いてくれている観客の絵を書いて、
それを強制的にも視覚情報から入れていこうっていうやり方をとっています。
これがすごく効くんです。これによって人前=危険の記憶を書き換えるっていうことをしております。
- 魔法のコトバ
- それでも緊張はどうしても出てしまう。というときは、
その緊張を受け入れて、逆に利用してほしいといいます。
例えば、緊張で汗をかいてしまう自分がいたら、
「汗をかくほど輝いているんだ!」や
「汗をかいたあとのビールが美味しくなるぞ!」などなど。
自分のテンションが上がる
肯定的な『魔法のコトバ』を用意しておくと良いそうです。
受講生の方のなかには、緊張からくる動悸を「わくわく」と捉えて、
ドラゴンボールの孫悟空になったイメージ「オラ、ワクワクすっぞ!」と
人前に登壇すると、緊張が和らいだ、という声も届いたそうです。
- マンダラボックス原稿
- 脳への負担を軽くするために発案された、マンダラボックス原稿!
ポイントは4つです。
1,A4用紙を準備して、3かける3の、9つのボックス(表)を書きます。
2,真ん中にスピーチのタイトルを書きます。
(自己紹介や、結婚披露宴、告別式、など)
3,周りのボックスに話題となるキーワードを書いていきますが、順番があります。
先程タイトルを書いた真ん中の 上の枠を「1」として、時計回りに、
進行の順番に キーワードを並べます。
4,必要に応じて、その周りにボックスを書いて、
サブキーワードを書き足します
詳しくはコチラ↓
【マンダラボックス原稿】
- 今日ご紹介した
金光サリィさんが代表を務める
あがり症克服教室「ヴィゴラスマインド」のサイトには、
緊張・あがり症の克服術のヒントがたくさん載っています。
ぜひアクセスしてみてください。
【あがり症克服教室「ヴィゴラスマインド」HP】
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