UR LIFESTYLE COLLEGE

2024.12.15

カーテン、ブラインドなどのウインドウトリートメント

毎月3週目は、インテリアスタイリストの
さかのまどかさんにお話を伺います。

さかのまどかさんは、インテリアショップでのコーディネート、
バイヤー、マネジメント業務などを経て、
フリーランスのインテリアスタイリストとして活動をスタート。
以来、広告・webなどのインテリアスタイリング、
商業施設・ホテル・オフィスなどのアートワークやディスプレイなど
さまざまなコーディネートを手がけていらっしゃいます。

今回は「カーテン、ブラインドなどのウインドウトリートメント」について伺いました。



みなさんのお宅の窓はどんなふうに仕上げていますか?
ウィンドウトリートメントと呼ばれる窓周りの装飾。
カーテンやブラインド、ロールスクリーンなどの
製品をまとめてその様に呼んだりします。
お部屋によってどの製品を選ぶかもインテリアの楽しみの一つです。
今日は窓まわりについて考えてみます。

カーテンは窓まわりで一番イメージしやすいアイテムかもしれません。
ベーシックなのは、レースと厚みのあるドレープ素材を二連にかけるスタイルかなと思いますが、
外からの視線がさほど気にならなければ、
リネンなどの透過性のあるカーテンだけでも軽やかで素敵です。

また、厚みのあるドレープを窓側、レースを室内側にかけてレイヤードを楽しむスタイルもあります。
一般的には床より数センチ上に布の端が来ることが多いのですが、
海外のインテリアなどを見ていると床を引きずるくらい長いスタイルもあります。
贅沢な印象が作れるという利点と 同時に冷気が室内に入るのを防ぐ効果もあります。
我が家では和室にリネンのカーテンをかけていますが、
自然な素材感が和室の畳や木目などと意外と好相性、
和室だからと言って障子じゃないといけないというわけでも無く、
和室に合う和紙のブラインドなどもあります。

その他の窓まわりの製品ではブラインドがあげられます。
ブラインドの良いところは、遮光や採光を細かく調整できるところ。
モダンな印象にもなりスッキリしたお部屋作りに一役買ってくれます。
ロールスクリーンは上部の巻き取り部分に、主に布製のスクリーンを巻きつけていくもの。
シンプルなスタイルと使い勝手の軽やかさが魅力です。

どちらの製品にも言えますが、お部屋のコーディネートと調和していれば、
色の選択肢は白だけでなく黄色やピンク・ブルーなども意外に取り入れやすく、
お部屋のアクセントになりますよ。
薄い色や くすみカラーから取り入れてみるとスタイリングが素敵に作りやすいと思います。
それぞれに使い勝手や良さがありますが、この窓にはこれが良い!という正解もありません。
室内では大きな面積となるので、
カーテンを変えてみると一気にお部屋の印象を変えることができます。
臆せず自由に楽しみましょう!

プレゼント画像

メッセージをお寄せいただいた方の中から毎週1名様に、番組オリジナルグッズのタンブラーをプレゼント

MESSAGE TO STUDIO
GOOD LIVING COLLEGE