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2017.12.17

1940年、神奈川県横浜市出身。
商事会社、喫茶店、大衆酒場などの経営を経て、東京湾内の作業船船長を15年つとめ、2004年に水耕栽培に出会います。
その後、栽培方法と実際の収穫をレポートするブログ、「いつでもレタス」をスタート。
今年9月には、3冊目となる著書、「人気ブロガー・横着じいさんのかんたん水耕栽培 決定版!」を主婦と生活社から出版されました。
「今回は水耕栽培のお話をします。水耕栽培とは土を使わず、現在ではお茶パック1枚で、その中に苗を入れて育てます。私の栽培は小さい時は傷みやすいのでコップの中に入れます。コップは底を抜いて、横に倒れないようにコップで上に育っていくんですけど、大体一ヶ月でコップから葉先が出て、あとはどんどん成長して行きます。道具は家庭にあるもので、私の場合はスポンジにタネを蒔くんですけど、タネを蒔いて1、2週間で移植します。移植するのは土を使わないので、土の代わりに水切りネット。三角コーナーとかのネットを土の代わりにして、それだけですと水がすい上がってきませんので、化学雑巾を使うと水がすい上がって来るので、すごく育てやすいと思います。また土の代わりにネットを何層か重ねるんですけど、そうすると根が育って土と同じようにどんどん成長します。
冬は暖房をかけるので窓際で日差しが入る場所で育てます。そうするとほとんどの野菜ができます。また失敗しないためには毎日観察が必要です。観察して水を切らさないこと。水耕栽培ですから、土と違って水がなくなるとあっという間に枯れてしまうので、毎日水を欠かさないように入れてあげると。」
水耕栽培のお水は、底に5ミリほどあればいいそうです。
ちなみにメロンの種を使えば、水耕栽培でマスクメロンを育てる事も可能だそうで、遊び心でチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
誰でも簡単にできる水耕栽培。
植物を育てる楽しさと、野菜を収穫できる満足度を味ってみてはいかがでしょうか?
「いつでもレタス」
「伊藤龍三さんTwitter」