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2016.11.13
蒼山日菜さんの思い出の街は「本所吾妻橋」。東京23区の墨田区にある街で、蒼山さんのアトリエがあったそうです。
そんな蒼山さんは東京に住まれる前はフランスとスイスに約20年間住まれていました。暮らしている中で一番大変だったことは、言葉の壁だったそうです。男性は柔らかい喋り方の人が多かったそうですが、女性はYESとNOがハッキリしていて、作ったものでも美味しくなかったらマズイと言われて、最初はカルチャーショックで傷ついていたそうです。
ただ言葉の壁になれると、景色は良くて、食べ物は美味しくて、人がみんな笑っていて楽しかったそうです。
そして蒼山日菜さんのお家についてお聞きすると、麻布十番から杉並区にお引越しをされて1軒家にお住まいなんだそうです。麻布十番に住まれていた2LDKのマンションの家賃より杉並区の4LDKの庭付き駐車場付きの1軒家の方が家賃が安かったそうで、作品を置くスペースが欲しくて、蒼山さんがお客さんを呼ぶことが好きで客室も欲しい、アトリエも欲しい、寝室も欲しい、庭は必須かなと思われてお引越しを決めたそうです。
切り絵作家としてご活躍の蒼山さんの仕事場についてもお聞きすると、まず床を掃除機で掃除をしないとダメだそうです。切り絵をした時に出る紙くずは大丈夫なんだそうですが、床に髪の毛が落ちているのがダメなんだそうです。そして切り絵の絵を描く時には必ず坂本龍一さんのピアノの曲をかけているとのことで、ピアノの曲でしか絵のインスピレーションが出てこないそうです。
蒼山さんは年内にHINA.AOYAMA Boutiqueというネットショップ開店されるそうです。ここではレース切り絵をする為のハサミや用紙、シールやジュエリー、陶器、本物の切り絵も販売予定だそうです。
さらに切り絵の教室もされています。朝日カルチャーや、日本橋三越カルチャーサロンでやられています。切り絵にチャレンジしたいという方は是非チェックしてみてください。
そして11月18日にはディズニーレース切り絵「ふしぎの国のアリス」を発売されます。中に図案が入っていて誰でも切り絵ができるものです。こちらも是非!
蒼山日菜 official website
肌寒くなってきた午後、気分転換をかねて、いつものコースを散歩することにした。
小さな子供、5、6人がはしゃぐ声。
その子供たちを見守るママたち。
ふと、耳を澄ますと、こんな声も・・・
墨田区、本所吾妻橋界隈には、心を和ませてくれるスポットがある。
自宅を出てからおよそ10分。
天空に燦然と輝く「東京スカイツリー」が見えてきた。
ドンと構えるその姿は、いつ見ても圧巻だ。
さっきまでのモヤモヤが、吹き飛ぶ。
今度は、ツリーをモチーフにした作品を作ろう。