2020年07月31日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #66 ゲスト:柚希礼音さん!!

先週に引き続き、女優の柚希礼音さんがゲスト!!

今週は、2人が共演するミュージカル
『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー』のお話を!

2017年の日本初演に続き、今回も柚希さんが
演じられるのはビリーにバレエを教えるウィルキンソン先生。
かつてバレリーナを夢見た先生がビリーの才能を見出し、
「この子はこんなところにいてはいけない」と
応援はするけれど、意外にも愛情深く
生徒に接するタイプではないとか。

この作品で柚希さんが思う魅力は、
子供が主演の、子供を描いたミュージカルに映るけれど、
実は、周囲の大人の葛藤と、
そこから大人が成長していく姿にあり、
その背景にビリーの存在があると言います。

7月17日に番組に出演された鴻上尚史さんが絶賛された、
炭鉱夫とバレエのレッスンが同じ空間で描かれている場面、
演出も振付も素晴らしく、「これは誰が考えたの?」と、
柚希さんも毎回感動するところだと言います。

そして、中井智彦が演じるのはビリーの兄、トニー。
生活を守るために炭鉱でストをする彼と、
バレエのレッスンを受けるビリーをめぐり、
ウィルキンソン先生と衝突するシーンが多くあるそうです。

さらに今回ビリー役の少年が4人。
初演の時も「子役ではくくれない、
役者のプロとしてリスペクトした」と語られる柚希さん。
彼らと演じるのは自分の勉強にもなると言います。

ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー』
9月11日開幕予定 @TBS赤坂ACTシアター
URL : https://www.billyjapan.com/

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本日OAした楽曲
M : シャイン!
/『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー』より
M : エレクトリシティ 
/『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー』より

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2020年07月24日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #65 ゲスト:柚希礼音さん!!

今週は、女優の柚希礼音さんがゲスト!!

中井智彦とは2016年上演のミュージカル
『バイオハザード〜ヴォイス・オブ・ガイア〜』
で共演した関係。
書き下ろしの新作で、制作中にもどんどん脚本が
書き換えられていくなかで、それをどこか楽しみ、
全員でいい作品にしていくという
「一致団結感」は、半端なかったそうで、
2人ともにとても印象に残る出演だったと話します。

『バイオハザード』は、柚希さんが宝塚退団後、
初めて主演したミュージカルですが、その前年に
退団後初めて出演した作品がブロードウェイで制作されて、
日本初演となった『プリンス・オブ・ブロードウェイ』。
ブロードウェイのレッスンでまず感じたこと、
それは「世界の実力は果てしなくすごい」
ということだったとか。

この作品は、伝説の演出家ハロルド・プリンスの代表作を
ダイジェストでつないで披露していく内容で、
ハロルドにアドバイスされたことは
今も大切にされているそうです。

また、柚希さんはミュージカル出演と並行して、
ソロ・コンサート『REON JACK』にも取り組まれていて、
両者の違いとして、
ミュージカルは、常に「挑戦する」対象であり、
コンサートは、帰ってきた「ホーム」のような存在。
ファンの方と「キャッチボールができる」
とても大切な場になっていると言います。

さらに、お話は、昨年出演された日米合作のミュージカル
『FACTRY GIRLS 〜私が描く物語〜』に及びます……。

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本日OAした楽曲
M : ひとかけらの勇気(フィーナーレ)
 /『スカーレット・ピンパーネル』より
M : 剣と盾 
 /『FACTRY GIRLS〜私が描く物語〜』より

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2020年07月17日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #64 ゲスト:鴻上尚史さん!!

先週に引き続き、作家、演出家の鴻上尚史さんがゲスト!!

鴻上さんが映画より、はるかに素晴らしく
生涯観た舞台で、間違いなくBset3に入ると称賛するのが
『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー』。
とりわけ炭鉱のストと子供達のバレエレッスンを
ひとつの空間のなかで登場させるシーンは、
舞台でしかできない自由さであり、演出の手法と語ります。

作品の舞台となったのは、英国サッチャー政権の時代で、
当時、新自由主義というものが謳われて、
貧困は自分の責任、人々を守る社会はないと言われた当時に、
起きた事件のひとつが炭鉱労働者のストライキ。
その社会性も惹かれる理由のひとつだそうです。

また、ミュージカルの手法として、愛をテーマにした作品で、
ラヴ・ソングのヒット曲が次々に歌われて、
この手があったかと、ブロードウェイで
圧倒されたのが『ムーラン・ルージュ』。
これも映画の舞台化ですが、音楽が超豪華で、
映画よりもアップデートされた最新ヒット曲が
ふんだんに使用されているのが魅力と言います。

その一方で、日本発のミュージカルにも注目。
もう少しの工夫と、国のバックアップ体制があれば、
今の韓国のようにミュージカルを輸出できるようになるはず、
とも熱く語られています。

本日OAした曲
M : Angry Dance /『ビリー・エリオット』より
M : Where Did The Rock Go /『スクール・オブ・ロック』より

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2020年07月10日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #63 ゲスト:鴻上尚史さん!!

作家、演出家の鴻上尚史さんがゲスト!!

60歳を過ぎて、本格的なミュージカルを
演出したいと語る鴻上さん。
好きな作品のひとつとして語るのが、
映画『サウンド・オブ・ミュージック』。
名曲が多いこの作品の舞台は、第二次世界大戦の時代、
ナチスなども劇中に登場します。作家でもある鴻上さんは、
社会性のある作品に惹かれるとのこと。
また、『ドレミの歌』で子供達が延々と遊ぶシーンがお好きで、
映画としても素晴らしい作品だと言います。

これまでにも音楽劇『リンダ・リンダ』や、
『ローリング・ソング』などを制作されていますが、
「本格的なミュージカルを」という思いの背景にあるのは、
海外発の作品が多く上演されていることへの疑問だとか。

そして、今年演出を手懸けられたのが
ミュージカル『スクール・オブ・ロック』。
こちらは8月上演予定でしたが、残念ながら中止に…。
この作品を引き受けた理由のひとつには、
「ブラック校則」との闘いがあったそうです。

主役となる子供達のオーディションの際、
結成されるバンドのベーシストは女の子という設定に、
集まるかな… と不安だったそうですが、
とても上手な少女が現れたそう。

一生懸命レッスンに取り組んだ子供達のために、
中止された舞台に代わる、
映像作品の制作がいま予定されているそうです。

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本日OAした楽曲
M :マイ・フェイヴァリット・シングス
/ サウンド・オブ・ミュージックより
M : ユー・アー・イン・ザ・バンド
/ スクール・オブ・ロックより

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2020年07月03日

STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL #62 ゲスト:LiLiCoさん!!

先週に引き続き、映画コメンテーターのLiLiCoさんがゲスト!!

50代の目標にミュージカル出演を挙げているLiLiCoさん。
初舞台となったのは2018年の
『私のホストちゃん REBORN〜絶唱!大阪ミナミ編』、
この作品をきっかけに、本格的に
ヴォイス・トレーニングを受けられているとのこと。

ミュージカルの公演は、長期にわたることが多いので、
ノドの状態を保つにはどうしたらいいか、
中井智彦に質問されるLiLiCoさん。
それが悩みだったとかで、
この日もスタジオでの生パフォーマンスを
心配するあまり、朝4時に起きてしまったとのこと。

また、オフィシャルサポーターを務めた
ミュージカル『ボディガード』を大絶賛。
大ヒット映画のミュージカル化で心配する
声も聞かれた作品ですが、主役はもちろん、
アンサンブルに至るまで、
歌のあまりのうまさに脱帽したそうです。

そして、メインイベントとなったのが、スタジオでの
『ビューティー・アンド・ビースト』の生パフォーマンス。
中井があまりの気持ちよさに
「声をどんどん伸ばしたくなった」と語る、
声の相性もぴったりの熱唱を披露してくれました。

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本日OAした楽曲
M : I Have Nothing / アレクサンドラ・バーク
M : ビューティー・アンド・ザ・ビースト / LiLiCo&中井智彦

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