今週のレジェンド・ミュージシャンは、1978年の初来日以来、何度も日本を訪れ、ファンを魅了し続けてきた『Billy Joel』ゲストには、日本でのBillyJoel担当というKANさん、そしてその弟子、Kさんをお迎えしました。
KANさんセレクト1曲目は「ZANZIBAR」78年、高校一年生の頃、水泳部の野村くんからアルバム「52nd Street」のレコードを借りて衝撃を受けたというKANさん。それまではビートルズを聴きまくって耳コピしていたので、すぐにコピーをしたくなって一生懸命耳コピしたそうです。ところがこの曲をコピーしようとしたとき、何回聴いても耳コピができなかった。そして悔しかったけど楽譜を買いに行ったのだそう。
Kさんセレクト1曲目は「BIG SHOT」“お父さんがよく聴いていた音楽の中にビリージョエルもあった、でも当時は特に意識はしてなかった”と話すKさん。自分がデビューすることになって、ピアノを弾くアーティストが好きになって、そこからハマりだした。メロディのつくり方がすごく計算されているように感じるけど、わかりやすいシンプルなメロディで展開がおもしろい。そして打楽器的なピアノがおもしろかった“と話します。
ビリー・ジョエルに影響を受けたところは?という問いに“メロディ、コードの展開、ビジュアル以外はいろんなところに影響を受けている”と話すKANさんに”ビリー・ジョエルやKANさんのようにクラシックからピアノを始めた方が弾くピアノは、自分にはないエッセンスがある、そういうのが羨ましい”と話すKさん。
ヴォーカリストとしてのビリージョエルの魅力とは?という質問にKさんは“パワフルなヴォーカルも憧れるけど、ソフトな楽曲やアカペラまでこなす幅の広いヴォーカリスト、声を楽器として使ってる”と。KANさんは“歌い方、声の感じも曲によって変えている、人の曲を歌うと、こんなに歌上手かったっけ?って思うぐらい凄い”と仰っていました。
今週最後の1曲は「THE LONGEST TIME」
まだまだ話し足りない3人、次回もKANさん、Kさんと『Billy Joel』第2弾をお送りします!お楽しみに!
■この収録は丸の内にあります「3×3 Lab Future」で行なわれました。
PLAYLIST
UPTOWN GIRL / BILLY JOEL
ZANZIBAR / BILLY JOEL
BIG SHOT / BILLY JOEL
愛は勝つ / KAN
THE STRANGER / BILLY JOEL
ROOT BEER RAG / BILLY JOEL
SHE'S ALWAYS A WOMAN / BILLY JOEL
THE LONGEST TIME / BILLY JOEL
※放送後1週間はRadiko タイムフリーでお聴きいただけます。
番組への感想、メッセージ、取り上げて欲しいレジェンド・ミュージシャンなど是非お寄せください。メッセージはこちらから!