2017.04.22 ON AIR
【CHUCK BERRY】田島貴男さん、THE BAWDIESのROYさん登場!

今週のレジェンド・ミュージシャンは、90歳でこの世を去る、その直前までロックン・ロールを鳴らし続けてきた、偉大なるギター・ヒーロー『CHUCK BERRY』ゲストには田島貴男さん、THE BAWDIESのROYさんをお迎えしました。

田島貴男さんがチャック・ベリーと出会ったのは、中学生の頃、楽器屋さんに行った時に誰かが弾いていたジョニー・B.グッドを聴いて知ったそう。よく仲間で集まってセッションしていたと言います。

ROYさんは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の中で主人公のマーティが弾いていたのを聴いて印象に残ったそう。その後、高校生になってからソニックスがカヴァーしているのをを聴いて、本物に興味を持ったと言います。

田島さんが本当にチャック・ベリーの凄さに気づいたのはオリジナル・ラヴを始めたぐらいから。”チャック・ベリーの音楽は折衷的音楽。そしてキャデラックや女の子の歌ばかりでチャラチャラしている。だけど多様性があってイカしてるだよね”と。そんな田島さんの最初に選んだ曲は「SWEET LITTLE SIXTEEN」

ROYさんも”それまでのブルース・マンとは違う軽やかさがあった。モダン・ブルースの流れを若者の感覚でしっかり料理しているところが、オシャレだった”と言います。ヴォーカリストとしてチャック・ベリーを聴くと”言葉が跳ねてる。このリズムがブラック・ミュージックなんだろうなと思った”と話します。そんなROYさんが最初に選んだ曲は「ROLL OVER BEETHOVEN」

”チャック・ベリーは音楽の折衷の仕方が独特、一曲のなかでリズムのとり方が変わったりする”という話から、田島さんがチャック・ベリーらしいノリのある曲を選曲「I'M TALKIN' ABOUT YOU」

ROYさんは6〜7年前に当時チャック・ベリーが84歳だった頃、セントルイスでライブを観たことがあるそう。そのライブでのおもしろエピソードを聞かせていただいて盛り上がりました。そして、そのライブでいちばん印象に残っている曲を選曲「ROCK'N ROLL MUSIC」

お二人にチャック・ベリーのキャッチ・コピーを考えていただきました。

ROYさんが考えるチャック・ベリーとは?『永遠に少年』
田島貴男考えるチャック・ベリーとは?『オモシロ音楽』

そんなキャッチ・コピーを象徴する最後の曲にお二人が選んだのは
『BROWN EYED HANDSOME MAN』でした。


■この収録は丸の内にあります「3×3 Lab Future」で行なわれました。



PLAYLIST

BIG BOYS / CHUCK BERRY

SWEET LITTLE SIXTEEN / CHUCK BERRY

ROLL OVER BEETHOVEN / CHUCK BERRY

BODY FRESHER / ORIGINAL LOVE

JOHNNY B. GOODE / CHUCK BERRY

I'M TALKIN' ABOUT YOU / CHUCK BERRY

ROCK AND ROLL MUSIC / CHUCK BERRY

STAY AWAKE TILL THE DAWN / THE BAWDIES

BROWN EYED HANDSOME MAN / CHUCK BERRY


※放送後1週間はRadiko タイムフリーでお聴きいただけます。
番組への感想、メッセージ、取り上げて欲しいレジェンド・ミュージシャンなど是非お寄せください。メッセージはこちらから!

■ORIGINAL LOVEは6/4から2017年 夏のツアー「ETERNAL RETURN TOUR」が始まります。詳しくはORIGINAL LOVE オフシャル・サイトへ!

■THE BAWDIESは「NEW BEAT TOUR 2017」の真っ最中!詳しくはTHE BAWDIES オフシャル・サイトへ!




次回のレジェンド・ミュージシャンはクラシックの世界へ!『ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト』ゲストには、ヴァイオリニストの千住真理子さん、小説家の平野啓一郎さんをお迎えします。このお二人が、どんな熱いトークを繰り広げるのか!?お楽しみに!