今週のレジェンド・ミュージシャンは、先週に引き続き、来月、11年ぶりの武道館公演を行う『Earth, Wind & Fire』ゲストには、ゴスペラーズの村上てつやさん、そしてダンス★マンさんをお迎えしました。
今週はライヴの話しから。
実際に30年ぐらい前、ライヴを観たことがあるダンス★マンさんは”まさにマジック・ショウ。演出が凄い!映画を観てるように引き込まれた”と言います。
村上さんはアースが60年代のバンドと違うのは“それまでホーンセクションがダイナミクスとかアクセントだった。アースは裏メロのようなテーマのような使い方をしている”と言います。そしてホーンがきらめく一曲は?と選曲にあがったのは、なんと先週持ち越した『JUPTER』
ダンス★マンさんが先週から持ち越して話したかったのは、キャンディーズの解散コンサートの話。なんと一曲目に演ったのは『JUPTER』だったそう。
“当時の日本の音楽に関わっていたひとがアーティストやシンガーをメディアとして、こういう音楽を聴けよ!って使命感を持って広めようとしていたんだと思う”と村上さん。
ヴォーカリストから観たアースの魅力は?との問いに村上さんは“ソウルとファンクと考えると、ソウルのほうが情熱的。ファンクの方が外から観ている自分に対する目が大きい。アガってるんだけど、余裕がある。モーリスは落ち着いているファンク型。。フィリップ・ベイリーは純粋にがんばるソウル型。そんな対比が魅力だと仰っていました。
アースがいまのミュージックシーンに残したものは?“いい意味で軽さを持っている。緻密に組み上げられたポップミュージックだけど、聴き手に与える印象はすごくシンプル。ギター1本でも演奏できる。実はアンサンブルじゃなくてもいけるものを創ろうとしてたんじゃないかと思う。と村上さん。
そんなアースのキャッチ・コピー
村上さんのEarth, Wind & Fireとは『太陽である』
“地球・風・火と言ってるけど常に明るく照らしてくれる”
ダンス★マンさんのアースは『ウコンハイ』
“濃厚なんだけど、毎日飲むならあっさりポップに仕上がりました。みたいな”笑
最後の一曲はウコンハイな一曲。
普通のファンクバンドはできない“スープカレーみたいなゴロンとした曲”をということで『シンガーソング』
PLAYLIST
LET'S GROOVE / Earth, Wind & Fire
BRAZILIAN RHYME / Earth, Wind & Fire
JUPTER / Earth, Wind & Fire
暁 / GOSPELLERS
FANTASY / Earth, Wind & Fire
I NEED YOU / MAURICE WHITE
SING A SONG / Earth, Wind & Fire
※放送後1週間はRadiko タイムフリーでお聴きいただけます。
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